◆ピカリと光る“当たり前”
今、学校で“当たり前”のようにやっていることの中に、とても大事なことがたくさん入っているなと、つくづく感じます。今回は、その中のいくつかを紹介します。
左の写真は、登校の様子です。多良小学校では、ずっと以前から“集団登校”をしています。集合時間を合わせたり、低学年の歩くペースに合わせたり、気遣うことも必要です。班長や副班長になれば、責任感も出てきます。低学年の時は、お世話になることが多かったのに、学年が上がるとお世話することが多くなります。
歩いて登校すること自体が、そのまま健康・体づくりにつながります。
毎日、“当たり前”のようにやっていることが、いろいろな学びの機会となっています。
右の写真は、1年生の掃除の様子です。ほうきや雑巾の使い方を、実体験を通して学んでいきます。
多良小学校では、“縦割り掃除”もやっています。異学年のグループで掃除をする時間です。高学年の子ども達が、低学年の子ども達に、掃除の仕方を教えてくれます。教えるためには、自分自身がしっかりと掃除の仕方を理解しておかなければなりません。
左の写真は、給食準備の様子です。協力して、静かに早く準備をしていきます。ご飯やおかずをこぼさずうまく注ぎ分けることも、日常生活の大事なスキル(技能)となります。
山あり谷あり、試行錯誤、喜怒哀楽の学校生活ですが、“当たり前”のようにやっていることの中でも、子ども達は、たくさんのことを学んでおります。
※画像など詳しくは本紙をご覧ください。
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