お口の状態は健康寿命と深い関わりがあります。
「お口の細菌の増加」や「唾液の減少」「飲み込みなどの筋力低下」などは、食べる機能だけでなく、全身の衰えへと繋がります。
70歳以上の肺炎患者の約7割が「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」といわれており、それはお口の中の細菌が原因と言われています。また、歯周病菌が「糖尿病」に関与していることが従来から分かっています。それだけではなく最新の研究において「アルツハイマー型認知症」と歯周病菌の関連も指摘されています。
健康で元気に長生きするためには、お口の中を清潔に保ち、食べる楽しみを維持していくことが大切です。定期的な歯科健診を受けてご自身のお口の状態を知り、健康な生活を送りましょう。
なお、県内の76歳の方を対象に「歯(し)あわせ健診」を実施しています。対象となられる方には、4月に受診券を送付しています。この機会にお口の状態を把握し、「健康に生きること」に繋げていただければ幸いです。
詳しくは、「佐賀県歯科医師会ホームページ」下部の「歯(し)あわせ健診」をご覧ください。
問合せ:
・一般社団法人 佐賀県歯科医師会 在宅歯科医療推進連携室
【電話】0952-25-2291
【HP】https://www.saga-dental.or.jp/
・佐賀県後期高齢者医療広域連合
【電話】0952-64-8476
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