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11月は食育月間です

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佐賀県嬉野市

「食育」とは、ひとことで言えば、「食を通し、人間として生きる力を育む」ことです。
食育は子どものためだけに行うものだと思っていませんか?
食べることは生きるための基本的な営みです。つまり、食育も赤ちゃんから高齢者まで、すべての人に必要なことです。食育は特別なイベントに参加することではありません。毎日の食事で健康や心の安定が保たれ、マナーや文化が継承されていく、これが食育です。
毎年11月は佐賀県食育月間です。毎日の食事をあらためてふり返ってみませんか?

毎月19日は『嬉野市家族だんらん食事の日』です。
家族といっしょに楽しく食事を作り食卓を囲んでテレビをつけずにいろいろな話をしてみましょう。

◆食品ロスを減らしましょう!
▽食品ロスとは?
売れ残りや食べ残し、賞味期限切れなど、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことを、「食品ロス」といいます。
食べられる食品を捨ててしまうことは、“もったいない”だけでなく環境や経済に関わる問題もはらんでいます。特に、水分を多く含む食品の焼却には多くのエネルギーが必要なうえ、処理費用も掛かります。また、焼却時には二酸化炭素(CO2)が排出され、地球温暖化にも大きな影響を与えます。

▽日本の食品ロス量はどのくらい?
日本の食品ロス量 年間約472万トンのうち、半分の236万トンは家庭から発生しています。日本人1人あたりに換算するとおにぎり約1個分(約103g)、年間では約38kgの食べ物を捨てている計算になります。食品ロスの削減のためには、家庭での取り組みが重要です。

●年間 約472万トン
・家庭系約236万トン
・事業系約236万トン

●日本人1人当たり食品ロス量
・年間約38kg
・1日約103g(おにぎりおよそ1個分に相当)

参考:消費者庁ホームページ

◆「もったいない」を減らす工夫 取り組んでいることにチェックしてみましょう!
〈買い物〉
▽買い物前に冷蔵庫・収納庫をチェック
メモをする、スマホで庫内を撮影するのも有効です。
▽使う分、食べられる量だけ
購入するまとめ買いを避け、必要な分だけ買って食べきりましょう。
▽期限表示を知って、賢く買う
期限表示を確認し、すぐに使う食材は食品棚の手前からとりましょう。(てまえどり)

〈保存〉
▽食材を適切に保存する
・食品に記載された保存方法に従って保存しましょう。
・野菜は、冷凍する・茹でるなど下処理してストックしましょう。
▽冷蔵庫の中は「見える化」
どの食材も見やすくしておけば、食べ忘れの防止になります。
▽フードドライブへの協力
いただきものや買いすぎてしまったものなど、家庭で余っているものを寄付する、フードドライブもおすすめです。

〈調理〉
▽残っている食材から使う
「いつか食べる」は食品ロス予備軍です。
▽食べきれる量を作る
・体調や健康、家族の予定も配慮して、作る量を調整しましょう。
・残った料理はリメイクしましょう。
▽野菜や果物の過剰除去をしない
・皮を厚くむきすぎない、茎を切りすぎないなど、少しの工夫で、生ごみは減り栄養はアップするので、いいことばかりです。

〈賞味期限〉〈消費期限〉
食品の期限表示は、「消費期限」と「賞味期限」の2種類があります。消費期限は、「食べても安全な期限」、賞味期限は、「おいしく食べることができる期限」です。賞味期限は、過ぎてもすぐに廃棄せずに、自分で食べられるかどうかを判断することも大切です。ただし、一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べきりましょう。

問い合わせ:塩田庁舎 健康づくり課

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