全国訪問ボランティアナースの会「CANNUS(キャンナス)嬉野」の設立会が9月29日、今寺公民館で開かれました。看護師資格を有する有償ボランティアが中心となって、日常生活の支援をはじめ、痰吸引や床ずれの手当てなどの医療行為、旅行や冠婚葬祭出席のサポートなど、幅広いサービスを今後展開します。同会では、サービスの利用を呼びかけるとともに、共に活動するボランティアスタッフを募集しています。
「CANNUS」は平成8年に神奈川県で設立、その後全国に広がり、「CANNUS嬉野」は173番目の拠点となります。設立会では「CANNUS」本部から菅原由美代表が駆け付け、100歳の義母を自宅で看取った自身の経験や東日本大震災などの災害被災地での活動を交えて語り、「私たちが家族の『手』の代わりになり、最期まで住み慣れた家で家族と語らいながら暮らすことを支援したい」と同会の理念を語りました。「CANNUS嬉野」の代表に就いた納富佐里さんも「病院勤務や宅老所経営の経験から医療介護の公的サービスで手の届かない部分もある。自分の特技を生かして地域貢献ができる」とボランティアの参画を呼びかけました。
サービスの利用相談やボランティア登録は「CANNUS嬉野」、【電話】070-9254-2940へ。詳細は公式ホームページやLINEをご参照ください。
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