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■松唐子文(まつからこもん)大皿[歴史民俗資料館蔵/八谷茂樹氏寄贈]
精成社は、明治13年(1880)に副島利三郎の発案により吉田皿山で設立されました。明治15、16年の不況により国内販売から中国販売の製品に切り替えたとあります。その後、個人で窯をかまえることが多くなり、精成社はわずか十数年で幕を閉じます。この大皿はその短い期間で焼かれた貴重なものです。(参考文献『嬉野町史』上巻)
問い合わせ:嬉野市史編纂室(嬉野市歴史民俗資料館2階)
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