嬉野市は、一庁舎体制への移行に伴い、塩田地区での行政サービスの利便性向上及び地域の活性化を図るため、「塩田庁舎等利活用基本構想」を策定しました。
◆基本構想策定
基本構想は、塩田庁舎等を塩田地区の中核拠点として利活用に取組み、将来に向けて夢のある地域づくりのビジョンと、それを具体化するための理念・方針等を示すことを目的としています。
◆基本方針
子どもから高齢者まで、多世代の人々がその空間で憩い、交流することを中心とした「つながり」・「賑わい」の創出を目指して、4本の基本方針を掲げました。
(1)気軽に「集う」「憩う」場を目指します
(2)多様な生涯学習を通じて「学ぶ」「育む」場を目指します
(3)バリアなく「出会う」「触れ合う」場を目指します
(4)未来につながる文化・伝統・歴史・芸術の担い手を「育てる」「継承する」場を目指します
◆基本理念
人と人がつながり、つながりつづけていく地域塩田地区の新たな賑わいの創出
▽基本構想(令和5年度)
塩田庁舎等の利活用の基本的な考え・方針及び必要となる機能の整理
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▽基本計画(令和6年度)
基本構想に基づいた、塩田庁舎等利活用における、施設ごとの機能・配置計画
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▽基本設計
塩田庁舎等利活用に向けての施設構成、配置計画、諸室機能、運営方針及び概算事業の検討
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▽実施設計
塩田庁舎等利活用施設の設計、工事数量算出及び実施事業費の算出
◆基本計画に向けて
今後、利活用の具体化や実現に向けた事業化の検討を踏まえ、塩田庁舎等利活用における諸室・設備の概要や施設の運用方針、提供サービスの概要などについて、塩田庁舎等検討委員会で引き続き協議し、基本計画としてまとめていくことにしています。
■市民アンケート&中学生アンケート
塩田庁舎の利活用や庁舎周辺の将来像などについて、塩田地区の全世帯を対象にした市民アンケートと塩田中学校全生徒を対象にした中学生アンケートをそれぞれ実施しました。
▽市民アンケートの意見(一部抜粋)
「塩田庁舎の利活用のみを考えるのではなく、周辺の公民館、保健センターの建物の存続含めて、長いスパンを考えた上での将来のあり方を描くべき」
■市民ワークショップ
塩田のまちの良いところを再発見し、将来にわたって塩田地域の活性化について意見を述べ合う場として、塩田庁舎等利活用市民ワークショップを開催しました。
▽市民ワークショップ参加者の声
「世代を超えていろいろな人の意見を聞けて良かったし、将来を担う若い世代に良い環境を残していきたい」
問い合わせ先:企画政策課庁舎整備推進室
【電話】0954-66-9117
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