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新庁舎建設

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佐賀県嬉野市

令和8年3月完成(予定)

建設地:嬉野市嬉野町大字下宿乙1185番地(現嬉野庁舎敷地内)
規模:地上4階建
構造:鉄骨造
延床面積:約5,760平方メートル
駐車台数:約70台(来庁者用)
本体工事責:約41億円(ZEB化費用含む)

◆基本設計を策定
嬉野市は、令和8年3月の新庁舎建設に向けて、建築の専門家などで構成した新庁舎建設検討委員会において、協議を重ねてきました。
今回、新庁舎の配置や構造、各階の基本的なレイアウト等を定めた「嬉野市新庁舎建設基本設計」を策定しましたので、その概要をお知らせします。
※今後、詳細な設計(実施設計)を進めていきますが、設計内容は今後の検討で変更になる場合があります。

◆設計コンセプト
嬉野市の豊かな自然と「塩田津の居蔵造りの町屋」や「嬉野宿のまちなみ」に見られる自然環境と共生した建物の造りは、来訪者をあたたかく迎え入れる嬉野市の風景となっており、この嬉野市の風景を「やまなみ屋根」と「3重庇」として新庁舎の『かたち』に取り込み、環境にも配慮した新庁舎としています。

●かたちを生み出す5つのコンセプト
・1 風景をとりこむ
周辺の山々に調和した「やまなみ屋根」と居蔵造りをモチーフとした「3重庇」を外観デザインに取込みます。
・2 環境をとりこむ
「やまなみ屋根」と「3重庇」で、強い日射を遮り、太陽光エネルギーや澄んだ空気、豊富な雨を最大限活用します。
・3 コンパクトにつくる
3層+議場の低層コンパクト庁舎とし、周辺環境と調和した圧迫感のない庁舎ボリュームとします。
・4 シンプルにつくる
バランスの良い架構計画とシンプルなゾーニング計画で、可変性のある平面空間を可能とします。
・5 あるもの(既存の財産)を活かす
文化センターや既存杭を活かし、建設費を削減します。また、既存樹木を保全して憩いの場をつくります。

◆配置計画
・将来の人口動態を見据え、隣接する文化センターを新庁舎の会議室に利用するなど、既存の財産を活かした無駄のない計画により新庁舎をコンパクトに計画します。
・敷地内の施設をつなぐ「嬉野プロムナード」を中心とした配置計画とし、文化センターとの間には「憩いテラス」を整備することで、敷地全体の活性化を促し、敷地全体がまちの交流拠点となることを目指します。
・駐車場は利用者の安全を確保した誰にとっても利用しやすい配置とします。また、来庁者駐車場の一部は、土日などイベント時には「交流プレイス」として多機能に利用可能な場とします。
・身障者駐車場や車寄せを庁舎南側に設け、庁舎出入口に近い位置に配置します。

◆平面計画
・市民利用の多い窓口を1階、業務の連携度が高い部署を2階、執行部・総務・防災系を3階、独立性を確保できる4階に議会を配置した階構成です。
・1階共用部を開放できる明快なセキュリティ区画を形成し、土日等に開放することも可能な計画とします。

◆環境計画
・地球環境への影響を最小限に抑えるため、エネルギー消費量の少ない高効率設備機器を採用し、太陽光等の再生可能エネルギーの活用を行うことで「※ZEB Ready(ゼブレディー)」庁舎を目指します。
※ZEB Ready:省エネによって年間の一次エネルギー消費量を50%以下まで削減する建物

■今後のスケジュール

嬉野市新庁舎建設基本設計書は市ホームページで公表しています。

問い合わせ先:企画政策課庁舎整備推進室
【電話】0954-66-9117

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