文字サイズ
自治体の皆さまへ

心のひろば

25/48

佐賀県小城市

■「多様な性のあり方」
社会教育指導員 坂口 泉(さかぐちいずみ)

最近、テレビなどのメディアで性的マイノリティ、LGBTなどの言葉を聞くことが増えてきました。
性的マイノリティとは、レズビアン(女性の同性愛者)、ゲイ(男性の同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(心の性別と体の性別が違う人、性別に違和感を持つ人)などの方々を総称して使われています。さらに、この他にも多様な性が存在します。
民間企業の調査では、11人に1人の方が、性的マイノリティであるといった結果もあり、性的マイノリティの方は、学校、職場、地域などで一緒に生活しています。
しかし、現代社会の中では、多様な性のあり方について、必ずしも十分に理解がされていないように思われます。性的指向が他の人と違うというだけでひどいことを言われたり、就職活動において不利益を受けたりして、差別や偏見の対象となることがあります。
このようなことがないように、多様な性のあり方について、正しい知識と認識を持ち、多様性のある寛容な社会の実現を目指すことを目的として、新しい法律が制定されたことは記憶に新しいところです。
当事者の方が、生きづらさを感じずに生活できるよう、お互いの人格や個性を尊重しあい、共生社会の実現に向けて、誰もが、いきいきと自分らしく暮らせる社会を目指していきたいものです。

問合せ:人権・同和対策室(西館1階)〔担当:本村・森永〕
【電話】37・6136

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU