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市長コラム

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佐賀県小城市

■9年ぶりの原発視察
私たち県内17市町は、九州電力と玄海原発に関して定期的な連絡会を開催しています。
今年は、平成26年以来9年ぶりに現地視察を行いました。玄海原発では、1号・2号機の廃止措置が着々と進んでいます。
原子炉の廃炉は約40年の長い期間を要するといわれていますが、現在は、汚染のない設備の解体が行われている状況です。
また、特定重大事故等対処施設(テロ対策施設)が完成し、緊急時対策棟や使用済燃料の貯蔵能力変更(リラッキング)工事、その先を見据えての乾式貯蔵施設の工事なども進んでいました。
私たちが視察した日は福島の処理水を放水した日であり、その処理水についても説明を受けました。日本はもとより、他国の原発からの処理水も海洋に放出されています。現在、福島の処理水に注目が集まっていますが、処理水については規制基準を十分に下回るレベルまで処理・管理した上で計画的に放出されているとのことでした。
そのことを、私たちも伝えていくことが必要だと強く思いました。
小城市長 江里口秀次

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