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■デフバドミントンの世界大会で大活躍!
永石泰寛(ながいしやすひろ)さん(牛津町)
高身長と高いジャンプ力を生かし、機敏な動きで相手を圧倒させるバドミントン選手の永石さん。聴覚障がいがあり音は聞こえませんが、ハンデを感じさせない力強さと笑顔が魅力です。
日本代表としてさまざまな大会で結果を出してきた永石さんは、今年7月にブラジルで開催された「第6回世界デフバドミントン選手権大会」に出場し混合団体で準優勝、男子シングルスと男子ダブルスで3位、混合ダブルスはベスト8と大活躍しました。ろう学校の高等部から本格的に競技を始め、高校総体にも出場。卒業後は、市内の特別養護老人ホームで介護助手として働きながら練習を続けていました。その結果、ろう者の国内大会で上位に入るようになり、平成26年から日本代表として日の丸を胸に世界の舞台でプレーをしています。現在、デフバドミントンの世界ランキング3位に位置し、一目置かれる存在です。
今も仕事をしながら週4回は市内外で練習をし、日本代表の厳しい練習にも参加しています。「職場の同僚や上司、利用者さんからも応援してもらっています」と周囲の応援をバネにさらに技術を磨く永石さん。
次の目標は令和7年に東京で開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」での金メダル獲得だそうです。「これから2年間、練習を頑張りますので応援よろしくお願いします!」と意欲を燃やします。
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