■ノロウイルスの感染経路
・食品からの感染
感染した人が調理などをして汚染された食品や、ウイルスの蓄積した加熱不十分な二枚貝などから感染します。
・人からの感染
患者のふん便やおう吐物からの二次感染や、家庭や施設内での飛沫(ひまつ)などにより感染します。
■主な症状
吐き気、おう吐、下痢、腹痛、微熱が1~2日続きます。感染しても症状がない場合や、軽い風邪のような症状のときもあります。
乳幼児や高齢者は、おう吐物を吸い込むことによる肺炎や窒息にも注意しましょう。
■ノロウイルスによる食中毒予防のポイント
・調理する人の健康管理
普段から感染しないように食べものや家族の健康状態に注意しましょう。症状があるときは、食品を直接扱う作業をしないでください。
・手洗い
トイレに行った後、料理をする前、料理の盛り付け前や次の調理作業に入る前は、きれいに手を洗いましょう。
・調理器具の消毒
洗剤などで十分に洗浄し、熱湯で加熱する方法で消毒しましょう。
■感染を広げないための汚物(おう吐物・排泄物)処理方法
(1)使い捨て手袋、マスクを着用する。
(2)乾燥しないうちに、素早く処理をする。
(3)塩素系漂白剤0.1%以上(5%濃度の漂白剤を使用した場合、水1Lに原液20mL)で消毒する。
問合せ:健康増進課(西館1階)〔担当:石田・辻〕
【電話】37・6106
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