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12月10日〜16日は「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」

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佐賀県小城市

■拉致問題とは
1970年代から1980年代にかけて、北朝鮮の工作員などが、他国民を拉致したとされる人権問題です。日本政府が認定した日本人拉致被害者は17人です。この他にも特定失踪者など、北朝鮮当局による拉致の可能性を排除できない人は、800人を超えています(警察庁のホームページより)。また、佐賀県警察本部によると、北朝鮮当局による拉致の可能性を排除できない佐賀県関係者は5人となっています。
北朝鮮当局は、平成14年、日本人を拉致していたことを認め謝罪し、5人の拉致被害者が帰国を果たしました。しかし、残された被害者たちは、かけがえのない人生や自由を奪われた状態が続いています。また、高齢化が進む拉致被害者家族も、深い悲しみの中で、大切な家族の帰国を待っています。
こうした、北朝鮮当局による拉致問題は、日本の主権および国民の生命と安全に関わる重大な人権問題であり、解決すべき喫緊の重要課題です。
市では、拉致問題について、市民の皆さんに正しい認識を深めていただくため、啓発活動に取り組んでいきます。

■ブルーリボンを知ってますか?
ブルーリボンは、拉致被害者の救出を求める運動の中で、発案されたものです。ブルーの色は、日本と北朝鮮を隔てる「日本海の青」、そして、拉致被害者と家族を結ぶ「青い空」をイメージしています。
ブルーリボンを着用することは、「北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じている」という意思表示となります。

■令和5年度拉致問題を考える県民の集いの開催
佐賀県では、北朝鮮当局による日本人拉致被害者に対する県民の理解と関心を深め、人権侵害問題に関する県民世論の啓発に取り組んでいます。今年度は、令和6年1月14日(日)に唐津市で、「拉致問題を考える県民の集い」が開催されます。(詳細は、佐賀県人権・同和対策課へお問い合わせください)
北朝鮮による日本人拉致問題は、重大な人権問題です。まずは、私たちが拉致問題に関心を持つことが、解決のための大切な一歩となります。

問合せ:人権・同和対策室(西館1階)〔担当:本村・森永〕【電話】37・6136
問合せ・申込先:県民の集い…佐賀県人権・同和対策課【電話】25・7063
小城市ホームページから「拉致問題」検索

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