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自治体の皆さまへ

新年を迎えるにあたり

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佐賀県小城市

収束の兆しが見えないロシアのウクライナ侵攻など、国際情勢が混沌としている中で、現在においてもエネルギーや原材料価格の高騰が続いており、物価高や円安の進行は止まらず、私たちの生活や企業活動に大きな影響を及ぼし続けています。国の対応を見極めながら市として市民の皆さまの生活を守るために、今後も全力を挙げて取り組んでいく所存です。
さて、令和5年5月には新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行されました。これまで、緊急事態宣言をはじめ、さまざまなことで皆さまに制限・制約をお願いしてきました。この間、新型コロナウイルス感染症対策にご理解とご協力をいただきましたことに心から感謝申し上げます。
7月には、九州北部に停滞した前線の影響で断続的に雨が降り続き、線状降水帯が発生し、唐津市から脊振山系に至る北部地域および鳥栖市周辺において短時間に豪雨が集中し、特に甚大な被害が生じています。幸いにも、当市では大きな被害は生じていません。近年、大きな災害が続けて発生しており、市として事前準備に万全を期すことはもちろんですが、災害が起こる前に、皆さまが命を守る行動を取られるよう、早目の避難などにご協力賜りますようお願い申し上げます。
また、小城市における大きな出来事としては、令和7年度に開院予定の新公立病院の名称が「公立佐賀中央病院」に決定しました。7月末には、小城市学校給食センターが完成し、2学期の給食から提供をスタートしました。さらに、小城駅に続き、牛津駅の整備を行っており、SAGA2024国スポ・全障スポで小城市を訪れる人々を迎える準備が着々と進んでいます。
なお、いよいよ小城市フットボールセンターがオープンします。地域交流拠点として市民が活動・活用していく場となるような仕掛けづくりをしていき、誰もがスポーツを楽しみながら健康づくりができる施設にしていきますので、多くの市民の皆さまにご利用いただけることを期待しています。
今後も、小城市の未来につながる牛津川遊水地整備、佐賀唐津道路整備などを推進し、日々発生するさまざまな課題を解決するために最大限の努力をしていく所存ですので、市民の皆さまのご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
令和6年も、市民の皆さまにとりまして良い年でありますよう祈念申し上げます。

令和五年十二月吉日
小城市長 江里口 秀次

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