子宮頸がんは、発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって起こる病気です。
最近は、20歳代から30歳代の若い世代の子宮頸がんが急増しています。子宮頸がんは、ワクチン接種と定期的に子宮がん検診を受けることで予防できるといわれています。
接種を希望する場合は、効果と副反応を十分理解した上で接種してください。
定期予防接種対象者:小学6年生〜高校1年生相当の女子
※令和6年度は、平成20年度および平成23年度生まれの人に、4月以降に予診票を送付する予定です。
接種費用:無料
※定期接種の期間を過ぎると、自費となります。
接種回数:1人あたり2〜3回
ワクチンの種類:
・サーバリックス(2価ワクチン)
・ガーダシル(4価ワクチン)
・シルガード(9価ワクチン)
のいずれか
※ワクチンの種類により、接種間隔が異なります。どのワクチンを選択するかは医療機関で相談してください。
接種できる医療機関:県内の医療機関であれば接種できますが、一部の医療機関では接種できない場合もあります。必ず事前に医療機関にご確認ください。市内の接種できる医療機関は、4月上旬に全戸配布している『令和6年度小城市年間健康カレンダー』の裏面をご覧ください。
■平成9〜19年度生まれの女性へ
HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した人に対して、公平な接種機会を確保する観点から、平成9年度生まれから平成19年度生まれまでの女性を対象に、キャッチアップ接種を行っています。
過去にHPVワクチンを合計3回受けていない人は、令和7年3月末まで無料で接種できます。
(注)1回目の接種から3回目の接種まで6カ月以上の間隔が必要です。キャッチアップ接種を希望する人は、令和6年の9月中に1回目の接種を行いましょう。
問合せ:健康増進課(西館1階)〔担当:石井・凌〕
【電話】37・6106
小城市ホームページから「HPV」検索
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