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自治体の皆さまへ

新年を迎えるにあたり

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佐賀県小城市

振り返りますと、国際情勢は依然として不安定であり、世界各地での紛争や地球規模の課題が注目される一年でした。現在においても、エネルギーや原材料価格の高騰が続いており、私たちの生活や企業経営に大きな影響を及ぼし続けています。私たちは市民の皆さまの生活を守るために、今後も全力を挙げて取り組んでいく所存です。
当市において令和6年は市民の皆さまのご協力のもと、さまざまなプロジェクトを着実に進展させることができました。1月には「小城市フットボールセンター」が完成し、オープニングセレモニーを行いました。小城市で初めてのネーミングライツ契約を行い、「ブラックモンブランフットボールセンター」の愛称で親しまれ、多くの方にご利用いただいております。
今後も、「ブラックモンブランフットボールセンター」と小城市健康スポーツセンター「アイル」との連携により、交流人口の拡大につなげるとともに、競技力の向上と健康面、さらにスポーツを通じた人間形成などに寄与するものと考えております。
10月には、SAGA2024国民スポーツ大会および全国障害者スポーツ大会が開催されました。小城のりスポーツセンター(芦刈文化体育館)ではバレーボール競技やハンドボール競技、牛津総合公園多目的グラウンドではソフトボール競技が開催され、大会期間中は県内外から選手も含め、多くの方々においでいただきました。
さて、令和7年3月に小城市は市制施行20周年という大きな節目を迎えます。平成17年3月1日に小城、三日月、牛津、芦刈の4町が合併してから20年、この間、皆さまのご支援とご協力のおかげで、多くの施策を実行し、小城市の発展に努めてまいりました。その中でも令和元年、令和3年と二度にわたり、これまでに経験のないような大きな自然災害に見舞われました。このような経験から、令和3年度に庁舎に再生可能エネルギー発電設備を導入し、地球温暖化を抑制するための脱炭素化対策に合わせて、庁舎の防災機能の強化に取り組みました。そして、現在進めております牛津川遊水地整備については、三里地区の地権者を始めとする関係者の皆さまのご理解とご協力をいただいたことで計画的に事業を進めることができております。引き続き、事業の移転対象地区の皆さまに寄り添いながら、牛津川遊水地の完成に向けて、全力を尽くしてまいります。
また、「公立佐賀中央病院」につきましても、小城多久地区の医療サービスの向上と、質の高い医療の提供を続けていくため、令和7年7月開院に向け準備を進めてまいります。
今後も、「誇郷幸輝(こきょうこうき)〜みんなの笑顔が輝き幸せを感じるふるさと小城市〜」を実現するため、市民の皆さまのご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
令和7年も、市民の皆さまにとりまして良い年でありますよう祈念申し上げます。

令和六年十二月吉日
小城市長 江里口秀次

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