アリタカラ通信-No.73

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毎月、地域おこし協力隊の活動をお届けしています。
今月は地域おこし協力隊の富田紗貴さんのコラムです。

■協力隊としての4年間
先月の壱岐さんのコラムがとても良かったので、私も同じように書き進めてみたいなと思いましたが、彼には彼の、そして私には私のカラーがあったりなんかして、急に方向転換はできなかったので、これまで通りのスタンスで行くことにします。
箸置き、CTeaOサービス、スパイスカレー、観光ガイド、建築、街並み、まちづくり、子育て、サウナ、お茶、伝トーク、オープンファクトリー。
上記の言葉は、この4年間の活動や暮らしの中で、際立って私を構成・サポートしてくれた要素です。欲張りですが、なんでも思いついたらやってみる私。ひとつひとつ気合を入れてやれば、誰でも何処ででも挑戦できることだと思います。しかし、例えば私の故郷の東京では、たくさんの情報があふれているけれど、何者でもない私みたいな人にとっては、挑戦をすることも、チャンスを掴むことも、結構難しいように感じます。有田でしか経験できないことを本当にたくさん挑戦させていただき、感謝の想いでいっぱいです。
今年の夏は九州陶磁文化館でもマイ箸置きづくりの体験をしてもらいました。押し型、絵付け、釉薬掛け…といろんな作業をたくさんさせて頂きました。私が40年程前にこの町に暮らすことになったのは、九州陶磁文化館の建設に父が関わることになったのがきっかけなのですが、その建物でもワークショップ開催が出来て、福岡や佐賀市、長崎からも足を運んでくださった事も素敵な思い出となりました。