保健師といっしょにはっぴーライフ

25／38

皆さんに役立つ情報を紹介する保健師のコーナーです

■第6回　運動と食事～たんぱく質とビタミンA・C・E～
▽低栄養と筋肉量・筋力低下
筋肉量や筋力を維持するために運動をしている皆さん、運動するにあたり、十分な栄養は摂れていますか?筋肉量・筋力維持のために運動は欠かせません。しかし、低栄養状態で運動をすると筋肉に蓄えている栄養を分解するため、むしろ筋肉量や筋力の低下に繋がる場合があります。従って、筋肉を維持するためには、運動だけではなく筋肉の源となるたんぱく質や体を動かすエネルギー源である糖質や脂質などの栄養をしっかりと摂る必要があります。特に高齢者は体でのたんぱく質の利用効率が下がるため、毎食必ずたんぱく質を摂りましょう。

▽体を作る栄養素「たんぱく質+ビタミンA・C・E」
運動時に必要な栄養素としてたんぱく質は必要不可欠ですが、たんぱく質だけでは私達の体は作られません。たんぱく質を筋肉や血管などに作り替えるときに必ずビタミンが必要になります。中でも重要なのがビタミンA・C・Eです。ビタミンA・C・Eは特に緑黄色野菜に多く含まれます。
以下にたんぱく質と緑黄色野菜の1日の目安量を載せていますので参考にしてみてください。
1日の目安量(健康な成人の場合)：

詳しくは健康福祉課
【電話】43・5065