皆さんに役立つ情報を紹介する保健師のコーナーです
■第9回働き盛りに多い女性のがん
現在、日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっています。女性特有のがんとして主なものに、乳がんと子宮がんがあります。女性の2020年部位別がん罹患割合をみてみると、第1位は乳がんです。子宮がんは第5位ですが、他のがんと比べ30歳代後半から40歳代の若い年代でかかる可能性が最も高いがんです。がんは初期の段階では症状がないことが多く、定期的に検診をうけ、早期発見、早期治療していくことが大切です。
▽定期的にがん検診を受けましょう
国が推奨する女性のがん検診として、乳がん検診と子宮頸がん検診があります。乳がん検診は40歳以上、2年に1回、子宮頸がん検診は20歳以上、2年に1回の受診を推奨しています。有田町では、有田町福祉保健センターでの集団検診、医療機関での個別検診でがん検診を受けることができます。
▽乳がん検診・子宮頸がん検診無料クーポン券
乳がん検診、子宮頸がん検診の受診を推進していくため、無料クーポン券を令和6年4月末に対象の方へお送りしています。対象年齢は、乳がん検診41歳、子宮頸がん検診21歳の方です。(令和7年3月31日時点の年齢)クーポン券の有効期限は令和7年2月28日までとなっていますので、ご利用がまだの方はこの機会に検診を受けてみませんか。
がん検診、無料クーポン券についてのお問い合わせは、健康福祉課までお願いします。
今後もがんにかかる方は増加していくことが予測されています。定期的にがん検診を受け、健康に過ごしていきましょう。
詳しくは健康福祉課
【電話】43・5065
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