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自治体の皆さまへ

地域包括支援センターだよりNo.190

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佐賀県有田町

■自宅の浴槽内での不慮の溺水事故が増えています
突然死ヒートショックにご用心!!

▽ヒートショックとは…
みなさんは、暖かい部屋から廊下に出たり、冬のトイレ・お風呂に入ろうとしたときなど、寒さで体がぎゅっと固まったり、体がぶるぶると震えたという経験はありませんか。これは、気温の変化への体の反応で、体温を維持しようと筋肉が震えたり、体温を逃さないように血管をギュッと縮めています。血管が縮んだ時、私たちの血圧はぐっと上がっています。
「ヒートショック」とは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、温度の急な変化がからだに与える影響のことです。ヒートショックによって血圧が大きく変動することが入浴中の事故の要因と言われています。
高齢者の入浴中の事故は1月をピークに11月~4月、特に冬場に多く発生しています。これから冬にかけて、家の中でも冷え込みや温度差が生じやすく、事故が起こりやすい季節です。
入浴中の事故は、持病がない場合や前兆がない場合でも起こる可能性があります。「自分は大丈夫」と過信せず「自分ももしかしたら起きるかもしれない」と意識をすることが大切です。

■お風呂に入るときの「7つの安全ポイント」
(1)入浴前に脱衣場や浴室を暖めましょう。
(2)湯船に入る前にシャワーやかけ湯で体を温めましょう。
(3)お風呂の温度は38~40℃にしましょう。
(4)長風呂は避け湯舟につかる時間は10分以内にしましょう。
(5)湯船から出るときはゆっくり立ち上がりましょう。
(6)食後すぐや飲酒後の入浴は控えましょう。
(7)可能な限り見守りのある中で入浴を行いましょう。

■介護サービス相談員派遣事業
町では介護サービス相談員派遣事業に取り組んでいます。
町の委嘱を受けた介護サービス相談員が介護サービスを行う施設などを定期的に訪問し、利用者の疑問や不満、不安を受けつけ、町や事業所に伝える「橋渡し」を担い、介護サービスの質の向上につなげています。有田町では現在4人の相談員が活動しています。お気軽に相談ください。

地域包括支援センターは高齢者の総合相談窓口です。お気軽にご相談ください。
健康福祉課内地域包括支援センター(福祉保健センター)【電話】43・2196

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