有田町でも、冬場は山間部に限らず日陰や橋の上などで、積雪・凍結によるスリップ事故が発生しています。
冬場の事故や渋滞防止のため、冬用タイヤへの履き替えやタイヤチェーンを常備するなど、積雪や路面の凍結に対する準備をしておきましょう。
■積雪、道路凍結時にドライバーとして注意することは?
(1)気象状況、道路環境の把握
出発前には気象情報などを確認し、車間距離を十分とって走行するなど安全運転に努めましょう。
(2)チェーン・冬用タイヤなど滑り止め装置の装着
積雪・凍結道路を普通タイヤで運転することは法令違反(※)となります。
(3)「急」のつく運転をしない
急発進、急ブレーキ、急ハンドルなどの「急」のつく操作は危険なのでやめましょう。
(4)不要不急な車での外出は控えましょう。
無理な自動車での外出は事故や交通渋滞の原因にもなります。
※積雪、凍結道路を運転する際のルールがあります
・道路交通法第71条第6号
・佐賀県道路交通法施行細則第11条第1号(運転者の遵守事項)
「積雪又は凍結している道路において、自動車(二輪のものを除く。)を運転するときは、タイヤ・チェーン又はスノー・タイヤをとりつける等すべり止めの措置を講ずること。」
なお、違反すると5万円以下の罰金が定められています。(道路交通法第120条9号)
■凍結防止剤(塩化カルシウムなど)の散布方法
橋や急な坂道など、冬用タイヤを使用しても滑りやすい場所には、冬季期間中「凍結防止剤(塩化カルシウムなど)」を道路脇に置いていますので、必要時に散布してください。
塩化カルシウムは、融雪・凍結防止効果がありますが、下記の点に注意し、町の道路に散布してください。
▽効果的な散布方法
・雪かきをした後、凍結防止のため散布する。
※降雪中や降り積もった雪、シャーベット状の雪に散布しても効果はありません。
・一度に多くを散布せず、二度に分けて少量をムラなく均一に散布する。
※ひと握り(約50g)で約1平方メートル散布できます。
※効果が出るまで約1時間かかりますので、撒きすぎないでください。
▽使用上の注意
・凍結防止剤は成分の強い「塩」です。散布する際は手袋を使用し、直接触れたり、吸引したりすることがないようにしてください。
・確実に積雪・凍結が見込まれるとき以外は散布を控えてください。
・植物にかけると枯れる可能性があるため、直接散布しないでください。
詳しくは建設課
【電話】46・5615
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