文中すべて敬称略
■陶器市協賛スポーツ大会 中学ソフトボール惜しくも3位西中・有中合同チーム
今年で120回を迎えた「有田陶器市」を盛り上げる陶器市協賛スポーツ大会が、4月から5月上旬にかけて開催されました。
▽中学ソフトボールは合同で奮闘
4月13日に開催された中学校招待ソフトボール大会には8チームが参加し、西有田中と有田中の合同チームが3位に入りました。
どこの学校でも生徒数の減少により、単独でのチーム構成が厳しくなりました。西中と有中も同様で、合わせてもぎりぎりの選手数です。
昨年の新チーム発足後の9月から合同チームをスタート。平日はそれぞれに練習を続け、土曜または日曜日に練習試合等に臨んでいます。
西中には少年野球から続けていた選手もいて、打撃はお手の物。上位打線は西中が並びます。エースの佐藤瑞希は、速球に加え緩急の技を覚えてきました。2番手投手は池田祈冬で、制球良く相手打線を打ち取ります。わずか10人でも力を合わせ、強力な打線と投手陣に〝大変身〟してくれています。
この勢いに乗り4月下旬に行われた佐賀県中学生女子ソフトボール選手権大会で準優勝に輝きました。常勝・武雄中との差は少しありますが県内ナンバー2の座をガッチリと維持しています。
▽他の大会、上位に食い込めず
家庭婦人バレーボール大会では、毎回上位進出〝間違いなし〟の西有田ママさん。しかし、エースアタッカー2人が出場できず、最終セットまでシーソーゲームを繰り広げましたが、初戦で敗れてしまいました。
中学校招待軟式野球大会では、西中が初戦で山内中に0対3で、有田中学クラブも伊万里中に1対2で、惜敗しました。
少年野球大会は桜ケ丘少年が3チームの予選で1勝1敗となり準決勝に進出できず、有田中部球友と西有田球友も進出を阻まれました。
社会人卓球大会は福岡、長崎の強豪チームが上位を独占しました。男子団体戦は23チーム、女子団体戦には11チームが出場。同時進行の男女・年齢別6クラスの個人戦には約140人がエントリーし、夕方近くまで熱戦を繰り広げました。
家庭婦人バレーボール大会や社会人卓球大会の開会式で、松尾町長は「勝利を目指して頑張ってください。でも、負ければ、すぐ近くの通りに足を運び、陶器市を楽しんでください」と挨拶。続けて「両手いっぱいの有田焼を、どうぞお土産に」とアピールを続けていました。
■西中・有中合同チーム戦績
一回戦:西中・有中42-0小城・東原庠舎中
二回戦:武雄中学校6-4西中・有中
三位決定戦:西中・有中10-6川棚・波佐見中
■西有田・有田中学校合同チーム
一覧については本紙をご参照ください
問い合わせ先:有田町スポーツ協会(生涯学習課内)
【電話】43・2314
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