ドイツDiary No.6

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有田町の国際交流員、テオマン・アラス・エロヌさんのコラムです。

■有田とマイセンは共に未来へ
有田町の国際交流員、テオマン・アラス・エロヌさんのコラムです。皆さんご存知かもしれませんが、今年はドイツのマイセン市と有田町の姉妹都市提携が45周年を迎えます。日本の磁器誕生の地といわれている有田町と、ヨーロッパ磁器発祥の地として世界に知られているマイセン市の共通点である陶磁器でつながった両市町は、1979年2月9日に姉妹都市提携を結びました。それ以来、お互いの代表団が5年おきに相手市町を訪問しています。今年がちょうどその年にあたり、9月の終わりに有田町からの代表団がマイセン市を訪れ、また、それだけでなく、マイセン市の代表者と共に姉妹都市提携の未来について話し合う予定です。話題には、姉妹都市50周年の計画や、今年予定している有田小学校とマイセンのアリタ小学校との姉妹校提携などが挙げられています。さらにユネスコ世界遺産リストへの共同申請の可能性なども含まれます。申請が成功すれば、両市町の魅力をアップさせる素晴らしい機会となるでしょう。
現地マイセンのワイン祭りにも参加する予定となっています。マイセン市は美しい陶磁器だけでなく、素晴らしいワインでも有名です。マイセン市にはドイツで最も北に位置するワイン産地があります。ワイン祭りへの訪問を通して、マイセンの美味しい赤ワインを飲みながらマイセンの市民と共に祝宴を楽しみ、ドイツと日本の文化交流を祝うのを楽しみにしています。このようにお互いに訪問し合い、直接会って交流することが大切と考える有田町の参加者たちは、マイセン市での素敵な時間を楽しみにしています。