皆さんに役立つ情報を紹介する保健師のコーナーです
■第6回/有田町は妊活を応援します!
▽約12人に1人
2021年に生殖補助医療により誕生したベビーは、全出生児の8.6%に当たり、約11.6人に1人の割合になります。また、不妊を心配したことがある夫婦は39.2%で、夫婦全体の約2.6組に1組の割合になります。なお、実際に不妊治療や検査を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は22.7%で、夫婦全体の約4.4組に1組の割合になります。
▽不妊治療はR4年度から保険適応に
タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精、男性の不妊手術は現在保険適応になり、3割自己負担で治療が可能になっています。また、1カ月の自己負担額が一定額を超えた場合、超えた分の払い戻しが受けられる高額療養費限度額適用にもなっています。
▽佐賀県の不妊治療・先進医療の助成事業
佐賀県では、不妊治療の保険診療費の自己負担分に対する助成制度や、保険診療による治療と合わせて行った先進医療に対する助成事業を実施しています。詳しくは、佐賀県のホームページでご確認ください。
【URL】https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00386676/index.html
▽有田町不妊治療応援事業
不妊治療の中でも体外受精や顕微授精を行う場合には、特に女性は頻繁な通院が必要になります。さらに男性についても女性の周期に合わせた通院や治療への参加を求められることがありますので、男女とも大きな負担を伴います。そこで有田町では、1周期の不妊治療につき上限3万円を助成し、妊活応援する「不妊治療応援事業」実施しています。助成対象者など詳しくは、町のホームページでご確認ください。
【URL】https://www.town.arita.lg.jp/kiji0032538/index.html
詳しくは…健康福祉課
【電話】43・5065
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