市と友好姉妹都市提携を盟約している、フランス・ボークール市との交流のあゆみについて、市民の皆さんにお知らせするコラムを連載します。
今から80年前の1936年、フランス・ボークール市の冒険飛行家アンドレ・ジャピー氏は、パリー東京間100時間の懸賞飛行に挑戦するため、フランス・パリを出発しました。燃料補給のため経由地に立ち寄り東京を目指しましたが、ゴールまで900kmのところで悪天候に見舞われ、脊振山に墜落・遭難しました。当時の脊振村の住民の懸命な救助活動の結果、ジャピー氏は一命を取りとめました。この出来事をきっかけに60年後の1996年、旧脊振村とボークール市は、友好姉妹都市提携を盟約しました。
日本には約1,700件の友好姉妹都市提携がありますが、神埼市とボークール市のような人道的な出来事をきっかけとして結ばれた友好姉妹都市提携は、数少ないと言われています。
神埼市とボークール市には、それぞれ友好姉妹都市の証となる看板が設置されています。
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