大切な人のために禁煙を考えてみませんか?

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他人の喫煙により発生したたばこの煙を吸わされることを『受動喫煙』といいます。
受動喫煙による健康被害は深刻で、年間約1万5千人が他人の喫煙により死亡していると推計されています。特に肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群(SIDS)の4疾患については、受動喫煙が「確実」に影響するとされています。
ある研究結果によると、受動喫煙のある人はない人に比べて肺がんのリスクが1.28倍、虚血性心疾患のリスクが1.3倍、脳卒中のリスクが1.24倍、乳幼児突然死症候群のリスクが4.7倍となっています。
また、たばこを吸わない人は、たばこの煙に対する感受性が高く、煙を吸うと少しの量でも大きな健康影響を受けるという報告もあります。特に、家族の喫煙によってこどもの咳・たんなどの呼吸器症状や呼吸機能の発達に影響があるとされており、身近に喫煙者がいる場合、健康被害を受けるリスクが非常に高くなります。
望まない受動喫煙による健康被害をなくすために、禁煙を考えてみませんか?

※たばこの副流煙は、主流煙よりも多くの有害化学物質を含みます。
詳細は本紙をご覧ください。

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