◆8月4日は「はしかの日」
◇麻しん(はしか)とは
麻しんウイルスに感染すると、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が出た後39℃以上の高熱と発疹がでます。また、肺炎・中耳炎を合併しやすく、患者の千人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
◇風しんとは
風しんウイルスに感染すると、熱が出て、首のリンパ節が腫れ、発疹が出てきます。脳炎などの重篤な合併症が2千人~5千人に1人の割合で発症することがあります。妊婦が風しんにかかると、胎児が耳や心臓、目などに障害を持つ可能性があります。
◆二種混合(ジフテリア・破傷風)予防接種も忘れずに
◇ジフテリアとは
感染すると高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などの症状が出ます。また、偽膜と呼ばれる膜ができ窒息死することもあります。発病2~3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあります。
◇破傷風とは
土の中にいる菌が傷口から体内に入ることによって感染します。菌が毒素を出すため、口が開けなくなったり、けいれんを起こしたりして、死亡することもあります。
◆予防接種の受け方
◇持参するもの
予診票(医療機関窓口にもあります)、母子健康手帳
◇接種費用
定期接種の対象者は無料
◇接種場所
県内の委託医療機関で実施しています。各自で医療機関へ申し込みください。
◇留意点
予防接種を受ける前に「予防接種と子どもの健康」を読み、正しい知識を持って接種しましょう。また、保護者同伴が原則で、祖父母等が同伴される場合は、「委任状」が必要です。
問い合わせ:健康増進課 母子保健係
【電話】51-1234
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