◆『あけましておめでとうございます』
教育長 末次 利明
「新年あけましておめでとうございます」
市民の皆さまにおかれましては、輝かしい令和6年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、皆さま方には、日頃から本市の教育行政に深いご理解とご支援を賜り、心からお礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が5類感染症への移行後は、感染対策を行いながらいろいろな行事やイベントを通常通りに開催してきました。そのため、人と人との交流(ふれあい)を大切に、完全な終息とはいきませんが、市民の皆さんの安全・安心を第一に考えて感染対策を実施し教育活動に取り組んでまいりました。
学校教育では、昨年も市内の小・中学生は、保護者や地域の皆さんのご協力をいただき、学習にスポーツに大変頑張ってくれました。
市教育委員会は、児童・生徒のために新しい時代に向けて『ICT利活用教育』や『英語教育』、『国際理解教育』などに取り組んでいます。特に、タブレット端末は授業だけではなく、朝の時間や家庭学習などでも活用しています。
また、本年1月から『礼儀・作法のハンドブック』を作成し、『これだけは身につけておきたい』という基本的な礼儀・作法を知り、実践するための手引き書として活用してもらうようにしています。正しい姿勢と動作、あいさつ、言葉遣い、食事のマナーなど、基本的な礼儀・作法について、イラストと写真を豊富に用いてわかりやすく説明しています。また、礼儀・作法の本質は、他者を大切にする気持ちをその場にふさわしく表現することです。ハンドブックを学校の授業などで活用し、生活の中で実践できるようにしてほしいと思います。神埼市は今後も『知(知育)』・『徳(徳育)』・『体(体育)』の調和の取れた人間性豊かな児童・生徒の育成を目指していきます。
社会教育においても、コロナ禍の中いろいろな活動や行事などを中止したり、時間を短縮して開催したりしてきました。しかし、5類移行後は通常通りに開催されるようになり、今後も、市民の皆さんが安全・安心に活動できる場の提供をしていきます。そのためには、中央公民館や千代田公民館、脊振公民館、また、市立図書館や千代田分館・脊振分館を活発に、また気持ちよく活用していただくための環境整備や、公民館が主催する講座などを充実させることで、さらに多くの市民の皆さんに愛されるように取り組んでまいります。
教育委員会は「子どもたちの未来のために」「市民の皆さんの生涯学習のために」本市教育の充実・発展に全力で取り組んでまいります。
市民の皆さんの今年一年のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。
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