◆脊振の山あいに「かかし村」お目見え
山里の秋を彩る催し「脊振かかし村」が、脊振町倉谷の棚田で今年も11月2日から16日間にわたって開かれました。毎年テーマを設けており、今回は「里山のくらし」。19の場面を32体のかかしで表現。稲の天日干しや大根干し、干し柿のほか、たけのこ掘り、魚釣りなどノスタルジックな風景を再現しました。
週末を中心に親子連れやグループが訪れ、見物者の中には「あら、羽釜ば洗いよらす」などと懐かしそうに見入る姿も見られました。1週間がかりで製作、展示した「脊振を愛する会」の真島久光代表(76)は「かかしの自然な仕草にこだわりました」と語っていました。
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