◆塩分を控え、薄味を心がけよう!
◇塩分と血圧
塩分は血圧と深く関係しています。塩分を摂りすぎると、血液中の塩分濃度が上がります。体の中ではその濃度を薄めるために、血管内の水分を増やす働きが生まれます。血管内の水分が増えると、血管内を流れる血液量が増えるので、血圧が上がってしまいます。
◇高血圧になるとどうなるの?
高血圧は脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)、心臓病(冠動脈疾患、心肥大、心不全など)、腎臓病(腎硬化症など)および大血管疾患の大きな原因になります。また、血圧が120/80mmHgを超えて高くなると、脳心血管病、慢性腎臓病になるリスク、そして死亡リスクも高くなります。
そのため、血圧の十分なコントロールが大切になってきます。
◇減塩のポイント
目標:食塩量を1日6g未満に!
お酢やレモン果汁などの酸味のある調味料、香辛料(こしょう、カレー粉など)、香味野菜(しょうが、ねぎなど)を取り入れることで、風味がアップし、薄味でもおいしさを感じやすくなります。
また、スープや汁物を作るときは、液量を少なくし具だくさんにすることで塩分を控えることができます。
参照:高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)
問い合わせ:健康増進課
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