◆妊娠中・出産後の「うつ病」~周囲の理解と協力を~
待ちに待った赤ちゃんの誕生。それなのにイライラする、ボーっとする、食欲がないなど心身に不調を訴えるお母さんが多く、特に妊娠中や産後は「うつ病」が起こりやすい時期でもあります。
要因として、この時期は生活環境や女性ホルモンの大きな変化などストレスが多く、脳が機能不全を起こし、ものごとを悪く捉える傾向があるからです。
また、周囲は無意識に「妊娠や子育てが大変なのは当たり前」と捉えてしまうことがあり、このことがお母さんの苦しみを軽視してしまうこともあります。
一方、お母さん自身は「母なら、育児は私がやらねばならない」と必死で頑張っている状況が多く、自身の不調に関しては気づきにくい場合があります。
“元気がない”など、お母さんのサインを見逃さないように周りの人が気を付けてサポートすることが大切です。
また、お母さんの心身の不調が改善しない場合は、決して無理をせず頑張らずに、早めに周りの人や健康増進課、医療機関などにご相談ください。
問い合わせ:健康増進課 母子保健係
【電話】51-1234
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