平成30年から令和4年までの5年間で30人の市民が自殺で命を落としています。主に40~50代の働き盛り世代の男性に多い傾向ですが、コロナ禍以降は女性や若年層も多くなってきています。
自殺は、さまざまな悩みが原因で心理的に追い詰められた状況で起きています。不安や悩みは一人で抱えこまず、誰かに相談しましょう。
また、身近な人の変化(サイン)に気付いたら、声をかけ、温かく寄り添いながら必要な支援につなげましょう。
◆ゲートキーパーになろう
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気付き、声をかけて話を聞いて、必要な支援につなげ見守る人のことです。特別な資格は必要ありません。誰もがゲートキーパーになることができます。
◇ゲートキーパーの役割
・変化に気付く
家族や仲間の変化に気付いて声をかける
・じっくりと耳を傾ける
本人の気持ちを尊重して耳を傾ける
・支援先につなげる
早めに専門家に相談するよう促す
・温かく見守る
温かく寄り添いながらじっくりと見守る
◇ゲートキーパー研修の受講者を募集しています!
対象者:市内在住、在勤、在学の人(5人以上でのグループ参加)
受講料:無料
※日時や会場についてはご相談ください。
問い合わせ:健康増進課
【電話】51-1234
◆悩みやストレスを抱える人への相談窓口(一部)
◆「こころのとしょかん」の設置について
県では、自殺予防に関する知識の普及と悩みを抱えた人が相談機関につながることを目的として、年代・職種等を問わず多くの人が利用される図書館で自殺対策強化月間の3月に普及啓発として「こころのとしょかん」を設置しています。
今回、神埼市立図書館と千代田分館・脊振分館でも「こころのとしょかん」として関連パンフレットやグッズ配布、こころの健康に関する書籍の紹介など特設コーナーを設けています。「こころの健康」について考えてみましょう。
どうぞ、お気軽にお立ち寄りください。
問い合わせ:佐賀中部保健福祉事務所
【電話】30-1691
◆ためしてみませんか?「こころの体温計』
スマートフォンなどから、簡単な質問に答えるだけで気軽にストレス度や落ち込み度がチェックできます。
【WEB】「神埼市 こころの体温計検索」
◆神埼市いのち支える自殺対策計画 中間評価について
市では令和元年度から「神埼市いのち支える自殺対策計画」を推進してきました。社会経済情勢の変化、自殺をめぐる諸情勢の変化に伴い、令和4年10月、国において自殺総合対策大綱が見直され、県でも令和5年4月に計画が見直されました。
市で策定した本計画についても今回見直しを行い「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」に向け、新たな事業の追加等、より施策の充実・強化を図ることとしています。神埼市いのち支える自殺対策計画中間評価については策定ができ次第、ホームページなどでお知らせします。
問い合わせ:健康増進課 健康増進係
【電話】51-1234
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