文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和6年能登半島地震 災害派遣職員が報告

23/60

佐賀県神埼市

能登半島地震の被災地支援を行うため、佐賀県派遣団の第2陣として、職員2人(合田謙三郎・脊振総合窓口課長)(宮島和也・国民スポーツ大会推進課)を石川県に派遣しました。
派遣先:石川県志賀町
派遣期間:令和6年2月11日~18日
派遣業務:住家被害認定調査

◆派遣職員からの声
◇被災地の状況
・津波の影響で大量のゴミが浜辺を覆いつくしていた。
・調査を行った地区の半数近くが空き家であったという印象。
・地震発生から1カ月以上が経過していたにもかかわらず、崩れ落ちた屋根瓦や倒壊した外壁などが撤去されておらず危険な箇所が多かった。
・多くの場所で液状化現象が見られ、マンホールが高く浮き上がっている道路が多かった。
・地割れが家(車庫など)を横断し、全壊扱いとなった箇所も数件あった。

◇今後の教訓
・認定調査用のアプリが非常に有効で、調査業務を効率よく進めることができた。端末のバッテリー容量や耐水性(雨天時の使用)が高い方がより作業効率が良くなると感じた。
・応援職員の多くが家屋調査未経験であったため、経験者への負担が大きかった。
・指揮をとる志賀町の職員が通常業務も行っているので、派遣職員からの問いに回答できる余裕がない状況だった。
・消防署の職員は知らない土地を移動する訓練を受けており、現地で地図を頼りに移動する際に活躍していた。自治体職員に限らず、他の専門分野を持った者の動員も非常に重要であると感じた。

市では引き続き県および他市町とともに被災地支援に協力していくとともに、今回の現地支援活動による貴重な経験を市の防災力向上に活かしていきます。

問い合わせ:総務課 人事係
【電話】37-0100

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU