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健康コラム

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佐賀県神埼市

◆妊娠中の飲酒について
胎児性アルコール・スペクトラム障害という言葉を知っていますか。妊娠中のお母さんが飲酒すると、生まれてくる子どもにさまざまな影響を残すことがあります。
1966年に出された診断基準では、
(1)顔面の特異的顔貌
(2)発達遅滞
(3)中枢神経系の障害
となっています。特に非遺伝性疾患による知的能力障害ではアルコールが最多の原因とする意見もあり、大きな問題となっています。
第2次神埼市健康増進計画・母子保健計画では、妊娠中の飲酒率は1.6%と中間評価よりは改善していますが、目標値の0%は達成していません。
特異的顔貌や低体重などは成長とともに次第に目立たなくなってきますが、ADHDやうつ病、依存症などの精神的問題が、後年明らかになることがあります。胎児性アルコール・スペクトラム障害は治療法がないため、唯一の対策として妊娠中の飲酒をしないことです。

問い合わせ:健康増進課
【電話】51-1234

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