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目指そう!ジェンダー平等社会~神埼市男女共同参画推進ネットワークより~

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佐賀県神埼市

◆女性にも機会を与えて欲しい
10月26日、中央公民館で昨年7月に副市長に就任された藤井三絵氏をお招きし『男女共同参画の推進』についてお話をいただきました。
質疑応答でもさまざまな意見が出され、参加者も巻き込んで活発な議論が行われました。今後の意識変革につながる有意義な勉強会となりました。
質疑応答での藤井副市長の回答も含め、主な内容をご紹介します。

◇女性の意識を変えるにはどうしたらよいか
・女性管理職の育成が必要だと捉えている。男性と同様、女性もまた与えられた役割や責任について、それをやり通そうという気持ちがある。女性も研修を受けたり、ロールモデルを見つけたりする中で、意識変革をしてほしい。
・上司の方は、最初は固辞されるかもしれないが、女性にキャリアアップのオファーを積極的につくってほしい。与えられたら役割をやり通す女性はたくさん存在する。

◇今、そしてこれから大切にしたいことは
・昔は、結婚や出産を機に仕事を辞める人がほとんどだった。今も相手によって大きく生活や仕事が変わるというのは同じ。これからは辞めなくてもよい職場づくりが重要。男性の育休も取って当たり前の時代になりつつある。
・市長の考えで、市役所職員の育休・産休に正職員を充てるため、少し多めに採用している。積極的にキャリアを積んで欲しいとの思いがある。
・男女ということでなく「人として大切にしあう関係」であることが前提としてある。互いに協働してやっていく関係でありたい。

◇女性の副市長として大変さはないか
・県内10市に女性副市長は一人。仕事をしているときは男女差については考えることは少ない。市長も多様性の視点を大切にされている。先輩方がたくさんいらっしゃるので勉強になる。女性だから大変だとは思っていない。
・仕事をしているときに男女を意識したことはあまりない。さまざまな機会をいただけて幸せなことだと思っている。

◇こんな声も・・
「家では、料理が出来ないので洗濯を担当している。女性がもっと活躍する時代が来ることを願っている。」
〈70代男性〉

「男性の意識が変わって柔らかくなってきているのを感じる。女性の区長、PTA会長、こども食堂主催など、前向きに頑張られている人が増えてきていることが心強い。」
〈70代女性〉

◆第3回ミニ勉強会を開催します!
日時:2月14日(金)10時~12時
場所:神埼情報館 1階多目的室
内容:藤井副市長や女性議員との意見交換会

◆男性の料理教室 参加者募集!
日時:2月1日(土)10時~13時
場所:中央公民館 調理室
募集人数:20人(応募締切1月22日)
参加費:300円
申込先:【電話】59-2123(芦原)
講師:神埼市食生活改善推進協議会

問い合わせ:
神埼市男女共同参画推進ネットワーク 佐藤【電話】44-2925
総務課 秘書広報係【電話】37-0088

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