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自治体の皆さまへ

互いに理解し合い、暮らしやすいまちを目指して ~多文化共生のまちづくり~

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佐賀県鳥栖市

鳥栖市の外国人住民数は、令和5年(2023年)1月1日現在で、1,656人となっており、政府の新型コロナウイルスの水際対策の緩和などにより、1年前と比べると増加しています。比率は、人口(74,515人)の約2.2%を占めており、県内平均の約0.97%と比較しても県内トップとなっています。
鳥栖市は、日本人や外国人の区別なく、誰もが同じ地域の生活者として、お互いの文化的な背景や習慣の違いを理解しながら、尊重し合う、暮らしやすいまちづくりを進めていくために、さまざまな事業を実施しています。

【外国人数の推移】(各年1月1日現在)

◆鳥栖市の外国人住民数

◆鳥栖市の在留資格別外国人住民数(R4年度)

「鳥栖市に住む外国人はたくさんいるんだね!私は外国語を話せないから困ったな…」
「鳥栖市に住む外国人は簡単な日本語を話せる人が多いから、「やさしい日本語」で話せば、伝わるよ!」

◆やさしい日本語とは?
「やさしい日本語」とは、普通の日本語よりも簡単で、外国人にも分かりやすい日本語のことです。高齢者や子ども、障害がある人など全ての人に分かりやすい「魔法の言葉」です。災害時の緊急情報などの発信はもちろん、普段のコミュニケーションにも有効です。こう言えば必ず理解できる、という決まった答えはなく、相手に合わせて工夫することが大事です。
市報では2カ月に1回(奇数月)「やさしい日本語クイズ」を掲載していますので、ぜひチャレンジしてみてください。

(やさしい日本語クイズは「その他のお知らせ(市報とす 令和5年7月号)」に掲載しております。)

▽がいこくじんのかたへ
鳥栖市(とすし)のホームページでは、市内(しない)に住(す)む外国人(がいこくじん)の皆(みな)さんに「やさしい日本語(にほんご)」で情報(じょうほう)をお知(し)らせしているので、見(み)てください。

【外国人の人権を尊重しましょう】
身近で生活している外国人に対し、外見や文化、生活習慣が違うというだけで偏見や先入観を持って接していることはありませんか?私たち一人一人が、外国人の持つ文化や生活習慣などの多様性を受け入れ、地域での交流を深め、互いの人権を尊重し合う、多文化共生社会を築いていく必要があります。
市内には、多くの外国人が住んでいますが、その多くが簡単な日本語を話すことができます。お互いのことを知るために、まずはあいさつから始めてみませんか。

【国際交流イベントの紹介】
◆こくさいカフェ
市内に住む外国人と日本人との交流を通して、お互いの文化や風習などを学び、多文化共生に関する理解を深めるために、国際交流会「こくさいカフェ」を開催しています。

▽こくさいカフェ参加者の声
・「各国の民族衣装が良かった。踊りも素晴らしかったです」
・「日本人と一緒にゴルフをして気持ちがよかったです」
・「とても楽しかったです。もう一回したいです」

◆とすにほんごひろば~とりんす~
市内に住む外国人が、日本で生活するうえで必要な日本語や日本のルール、文化、風習などを学ぶ場として、日本語教室「とすにほんごひろば~とりんす~」を開催しています。

▽日本語教室「とりんす」の講師募集
市内に住む外国人のために日本語や日本のルール、文化、風習などを学ぶ日本語教室の講師を募集します。
募集資格:
(1)日本語教師養成講座420時間修了
(2)日本語教育能力検定試験合格
(3)日本語教育主(副)専攻のいずれかに該当する人で、月2回程度日曜日に開催する日本語教室に参加できる人
募集人員:若干名
申し込み:住所、氏名、持っている資格、年齢、電話番号、メールアドレスを持参、郵送、ファクスまたはメールで市民協働推進課(【FAX】0942-83-3310【E-mail】kyoudou@city.tosu.lg.jp)へ

◆出前講座を実施しています
市は、皆さんの要望に応じて、市の職員が出向き、分かりやすく説明をする出前講座を実施しています。市民協働推進課では、やさしい日本語で話すコツや、市の多文化共生の取り組みなどを学ぶことができる「やさしい日本語で会話を楽しみませんか?」「多文化共生のまちづくり」といったメニューを用意しています。
市内に居住または通勤・通学している人で構成された10人以上の団体やグループであれば、無料で利用できます。詳しくは、市民協働推進課までご連絡ください。

問い合わせ:市民協働推進課
【電話】0942-85-3508

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