市長コラム

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■文化に親しみ平和を願う1日に
11月3日(祝・金)・4日(土)に、市民文化会館と市民体育館周辺で『第62回鳥栖市民文化祭～とすフェス～』が開催されました。会場では、さまざまな文化芸術に触れることができるイベントや作品の展示などが行われ、多くの人出でにぎわいました。文化祭式典では、市政功労者表彰式ならびに芸術文化賞授賞式を執り行いました。長年にわたり市政の発展や文化芸術の振興などに尽くされたご功績に、深く感謝申し上げます。
文化の日は、1946年11月3日に日本国憲法が公布されたことが由来となっています。平和を重んじる日本国憲法の理念に基づき、1948年に自由と平和を愛し、文化をすすめる日として祝日に制定されました。
日本は先の大戦を教訓に、二度と戦争の惨禍(さんか)を繰り返さないことを決意し、平和と文化を大切にする国です。一方で、世界を見渡せば、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、予断を許さないパレスチナ情勢など、残念ながら世界では戦争や紛争が起きています。病院や学校などが攻撃されている報道をみると、いかに平和が尊いかを考えさせられます。
日本国憲法が掲げる平和を願う精神に思いを馳せ、そして、これからの恒久の世界平和を改めて誓う。11月3日の文化の日が、そのような日になることを願っています。

鳥栖市長　向門慶人