■今日からできる!ヒートショック対策
ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急な温度変化が体に与えるショックのことです。血圧が大きく変動し、脳卒中や心筋伷塞につながる恐れがあります。入浴時は特に注意が必要です。今回は、入浴時の対策を紹介します。
◇入浴前
水分を取る、食後や飲酒後すぐの入浴は避ける、入浴前に家族に一言かける
◇入浴準備
浴室や脱衣室を暖めておく(給湯時に浴槽のふたを外しておく、暖房器具を使うなど)
◇入浴中
かけ湯をしてから入る、入浴の目安は設定温度41度以下で10分以内
◇浴槽から出るとき
急に立ち上がらずに手すりや浴槽のへりを使ってゆっくり立ち上がる、浴槽のふちに座るなど呼吸を整える
■その症状、脳卒中かも!?
脳卒中は突然起こります。「何か普段と様子が違う」と気づくことが大切です。脳卒中を早期に発見する『FAST(ファスト)』という方法を紹介します。
◇Face(顔)
顔の片側が下がる、ゆがみがある
◇Arm(腕)
片腕に力が入らない
◇Speech(言葉)
言葉が思うように出てこない、ろれつが回らない
※これらの症状が1つ以上ある場合、脳卒中の可能性があります
◇Time(時間)
症状に気付いたら、発症時間を確認してすぐに119番を!
問い合わせ:高齢障害福祉課
【電話】0942-85-3554
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