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自治体の皆さまへ

市長コラム『おかげさまで鳥栖市は 市制施行70周年』

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佐賀県鳥栖市

■市制施行70周年に寄せて
本市は、令和6年4月1日に市制施行70周年の節目を迎えます。この節目を迎えられることに感謝するとともに、市民の皆さまと共にお祝いできることを大変うれしく思います。

本市は、多くの人に選ばれる都市として成長してきました。市制施行時の総人口は4万176人でしたが、現在では7万4000人を超えています。令和2年国勢調査では本市の人口増加率は県内1位となっており、地方で人口減少が進む中にあっても、今後も人口増加が見込まれています。さまざまな角度から全国の自治体の住みよさを評価したランキングなどにおいても、本市は九州内で常に上位にランクインしており、これからも選ばれ続けるために、より一層の飛躍を目指してまいります。

この70年間、九州随一の地理的優位性を最大限に生かした企業誘致が、本市の発展をリードしてきました。昭和38年分譲開始の轟木工業団地に始まり、近年の新産業集積エリア鳥栖に至るまで、分譲された7つの産業団地は盛況のもとに完売し、市内誘致企業も200社を超えています。現在は、新たな産業団地『(仮称)サザン鳥栖クロスパーク』の整備に向けて走り出したところであり、これからのさらなる発展につなげてまいります。

スポーツ・文化の面においても、本市には独自の魅力があります。スポーツでは、サガン鳥栖と久光スプリングスという、国内トップリーグで活躍する2つのプロスポーツチームを擁しています。昨年完成した久光スプリングスの新たな練習拠点であるサロンパスアリーナは、選手のみならず、市民の皆さまにも利用されており、駅前不動産スタジアムと共に『スポーツのまち鳥栖』をさらに輝かせてくれる新たなシンボルとして親しまれています。
文化の面でも、本市の地理的優位性が素晴らしい文化・芸術に触れる機会をつくり出しています。九州における交通結節点である好立地から、著名なアーティストのコンサートや舞台が九州で唯一、本市のみで開催されることも珍しくありません。

令和6年度は『ななまる・はなまる・つなぐ鳥栖』をテーマに、さまざまな70周年記念事業を実施してまいります。このテーマは、70周年の『ななまる』、ポジティブなイメージで親しみやすい『はなまる』という言葉を用いるとともに、時間的なつながりだけではなく、九州における交通結節点として、人・モノ・文化など、さまざまな事柄を『つなぐ』役割を担ってきた鳥栖市の特長を表しています。

記念事業を通じて、市民の皆さまと共に、これまでの鳥栖市をつくり上げてきた先人たちへ思いをはせ、これからの鳥栖市の未来を魅力的なものに飛躍させるきっかけになるように取り組んでまいります。そして、鳥栖市に関わる全ての人々と共に、この節目を楽しみながら祝い、改めてこのまちを愛し誇る気持ちを感じてもらえることを期待しています。

鳥栖市長 向門慶人(むかいかどよしと)

問い合わせ:総合政策課
【電話】0942-85-3511
記事ID 0060843

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