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自治体の皆さまへ

災害に備えて

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佐賀県鹿島市

近年、局地的なゲリラ豪雨や梅雨末期の大雨により、大規模な洪水や土砂災害などが全国的に発生しています。鹿島市でも、令和2年7月豪雨で多くの住家が損壊や浸水し、同年9月に発生した台風10号でも甚大な被害がありました。またいつ同じような状況になってもおかしくありません。
災害に備え、自宅や学校、職場周辺の状況を事前に確認し、早め早めの避難行動を心がけましょう。

◆鹿島市防災マップで事前に確認を!
防災情報や各種ハザードマップは、各家庭に配布の『鹿島市防災マップ』に掲載しています。今後、災害情報に変更があった場合は、随時、市のホームページ等でお知らせします。
・企業等で希望がある場合は、防災マップをお渡ししますので総務課防災係へご連絡ください。

◆自主防災組織への活動支援について
市では、災害による被害を予防・軽減する活動を行うため、住民の皆さんが自主的に設置する自主防災組織の結成や活動の活性化を支援しています。
◇自主防災組織への助成・補助の例
・組織結成時に世帯数に応じた設置助成金の支給
・研修会や防災訓練など組織の活動に要する経費に対する補助金
・消火器、メガホン、発電機、など防災資機材の購入経費に対する補助金
生理用品やオムツなどの避難所用品も対象となりますので、補助金の申請を検討されている場合は事前に窓口へご相談ください。

◇防災に関する講座
自主防災組織の必要性や活動内容について、職員が希望会場へ出向いて地域の皆さんへ説明を行う『まちづくり出前講座』を実施しています。
自主防災組織が結成されている地域においても、住民への防災意識の普及や組織の役員向け研修会などにご活用ください。

◆警戒レベル4『避難指示』で、危険な場所から必ず避難を!
令和3年5月20日、災害対策基本法が改正され、市町村が発令する避難情報の名称が変更となり、どのタイミングで避難すればいいのか分かりやすくなりました。
以前の『避難準備・高齢者等避難開始』が『高齢者等避難』に簡略化され、あわせて『避難勧告』が廃止され、『避難指示』へ一本化されています。
特に、警戒レベル4『避難指示』の発令で危険な場所にいる人は全員の避難が必要となりますので、災害発生が予測される場合は、早い段階から準備をし、すぐに避難できるよう公共施設や民間の建物など普段から『安全に避難できる場所』の確認や『必要な防災用品』など準備しておきましょう。

◇警戒レベル5は、すでに安全な避難ができず命が危険な状況です。警戒レベル5『緊急安全確保』の発令を待ってはいけません。

◇以前の避難勧告は廃止されています。これからは、警戒レベル4『避難指示』で危険な場所から全員避難しましょう。

◇避難に時間のかかる高齢者や障がいのある人などは、警戒レベル3『高齢者等避難』で危険な場所から避難しましょう。

※1市町村が災害の状況を確実に把握できるものではないなどの理由から、警戒レベル5は必ず発令される情報ではありません。
※2避難指示は、以前の避難勧告のタイミングで発令されることになります。
※3警戒レベル3は、高齢者等以外の人も必要に応じ普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、危険を感じたら自主的に避難するタイミングです。

◆避難についてのお知らせ
鹿島市では大雨警報などが発令された場合、災害対策連絡室を設置し、気象庁などからの情報を基に、警戒レベルを踏まえながら災害対策本部へ移行、段階的に避難場所を開設しています。
避難場所の開設情報は防災無線や市のホームページなどでお知らせしますので、避難される際は情報にご注意ください。※避難の際、食糧や飲料水、マスクなど必要なものはできるだけ各自で準備をお願いします。
また、新型コロナウイルス等の感染症の状況によっては感染拡大防止のため、各避難場所では収容人数に制限を設ける場合もあります。
防災マップで災害リスクを確認し、避難場所以外であっても自宅が安全な場合は『在宅避難』や、安全な場所にいる知人宅などに避難する『縁故避難』などの分散避難についても検討をお願いします。

問合せ:総務課防災係
【電話】0954-63-2112

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