■韓国大西初等學校との日韓交流
北鹿島小学校
2010年、北鹿島小学校において韓国大西(テソ)初等學校との『姉妹校締結式』を行い、『鹿島市日韓子ども交流事業』が始まりました。この事業は、両国の子どもたちが、さまざまな体験活動を行うことで、互いに友情を深め合い、相互理解と信頼関係を末永く築いていくことを目的に実施されています。受入事業と派遣事業を隔年で行っていましたが、コロナ禍においては、オンラインでの交流をしていました。
今年度は、5年ぶりに直接交流を行い、11月21日に、北鹿島小学校の児童171人が、大西(テソ)初等學校のお友達11人を迎えました。子どもたちは、事前に韓国の言葉や習慣について学び、この日を楽しみにしていました。
交流会当日は、互いに演奏や踊りを披露し合ったり、各クラスで昔遊びやバッゴーを楽しんだり、おいしい給食も一緒に食べたりしました。
交流の時間はあっという間に過ぎ、別れの時には、互いの言葉や身振りを使って、「ありがとう。楽しかったよ」という気持ちを伝え合っていました。「まだ一緒にいたかったな」とつぶやく子どももいました。
この交流を通して、子どもたちは、言葉がうまく通じなくても温かい心で気持ちを響き合わせれば、互いに理解し合うことができるということを実感することができました。
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