後期高齢者医療保険料率は、医療給付費の支出等の動向を踏まえて2年に1度見直すこととされており、令和6年度は見直しの年にあたります。75歳以上の医療費は、皆さんに納めていただく後期高齢者医療保険料(約1割)のほか、若い世代が負担する支援金(約4割)や公費(約5割)でまかなわれています。
今回の見直しでは、被保険者の増加により医療費の増加が見込まれることや、医療保険制度改革(皆さんを支えている若い世代の負担上昇を抑制するための高齢者負担割合の見直しや出産育児一時金の一部を支援する仕組みの導入等)の影響を踏まえ、保険料率が改定されました。
●後期高齢者医療保険料等が変わります(均等割額・所得割額・賦課限度額)
●保険料の計算方法(令和6年度・令和7年度)
※1 賦課のもととなる金額(前年の所得-43万円)が58万円以下の人の所得割額は、令和6年度に限り10.27%が適用されます。
※2 令和5年度末(令和6年3月31日)時点で75歳以上または、令和6年度末(令和7年3月31日)までに障害認定による被保険者である人の賦課限度額は、令和6年度に限り73万円です。
●軽減判定基準の見直し
令和6年度から均等割額の2割軽減および5割軽減の対象世帯に係る所得判定基準が拡充されます。
世帯主および世帯の被保険者全員の所得が、下表の金額を超えない場合に軽減の対象となります。
(所得割の軽減はありません)
問合せ:
佐賀県後期高齢者医療広域連合【電話】0952-64-8476
保険健康課国保係【電話】0954-63-2120
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