■あなたのそばであなたの力に
~6月1日は『人権擁護委員の日』です~
カタバミは、春から秋にかけて、黄色の花を咲かせるカタバミ科カタバミ属の多年草です。葉はクローバーにそっくりで、ハート形の葉を3枚つけています。花言葉は『喜び』『輝く心』『母の優しさ』『あなたと共に』などです。このカタバミの葉を外枠にあしらい、中に菊型の『人』の文字をデザインした徽章(きしょう)があります。これは、人権擁護委員に交付されます。人権擁護委員はこの徽章を襟に付けて活動します。昭和39年にデザインが公募され、昭和40年に制定されました。カタバミは、地を這って広がっていく根強い植物であることから、人権思想が広がっていくようにという願いが込められています。
人権擁護委員は、法務大臣が委嘱した民間のボランティアの方々です。人権擁護委員制度は、地域の実情に明るい住民や各分野の専門家などさまざまな経歴の方々が、地域の中で人権思想を広め、住民の人権が侵害されないように配慮し、人権を擁護していく事が望ましいという考えから創設されたものであり、諸外国にも例を見ないものです。
人権擁護委員が組織する全国人権擁護委員連合会では、人権擁護法が施行された日(昭和24年6月1日)を記念して毎年6月1日を『人権擁護委員の日』と定め、人権尊重の大切さを呼びかける日としています。
現在、全国で約14,000人の人権擁護委員が各市町村(東京都においては特別区を含む)に配置され、法務局、地方法務局の職員とともに人権侵害事案の調査救済活動、人権相談、人権啓発活動などを行っています。鹿島市でも、6人の人権擁護委員が街の相談パートナーとして活動されています。困ったことがあれば、気軽に相談してください。
■人権標語の紹介
令和5年度小中学校『人権標語』入賞作品を紹介します。
※詳細は本紙をご確認ください
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