■未来へつなぐ年に
鹿島市長 松尾勝利
新年明けましておめでとうございます。健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は鹿島市が誕生して70周年の節目の年でした。『鹿島を盛り上げ、発信する』をコンセプトに、一年を通してさまざまな記念事業を展開してきました。5月のNHKのど自慢、プロモーション動画の作成・配信や11月からのSAKURASイルミネーションなど、多くの方々に鹿島市の魅力を知っていただいたことと思います。
11月23日に行った『市制施行70周年記念式典』では、航空自衛隊西部航空音楽隊の演奏で華やかに幕をあけ、多くの皆さまとともに盛大にお祝いすることができました。
また、昨年はSAGA2024国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会が開催されました。『すべての人に、スポーツのチカラを。』をテーマに、本市でも、アーチェリー、軟式野球などの競技が開催され、全国トップクラスの選手たちが鹿島に集結し、熱い戦いが繰り広げられました。大会開催にあたり、多くのご協賛やご協力をいただき、『ALL KASHIMA』で市民の皆さまとともに成功を収めることができたと思います。『する・観る・支える』それぞれの立場で関わっていただいたすべての方に、心からの感謝を申し上げます。
10月6日には、SAGA2024にあわせて、天皇皇后両陛下が鹿島市をご訪問されました。『自発の地域づくり』の現場として、肥前浜駅や地酒を提供する交流拠点『HAMABAR』、『鹿島酒蔵ツーリズム(R)』の取り組みなどをご視察いただき、大変光栄で身が引き締まる思いです。
これもひとえに、先人たちの努力の賜物であると深く感謝するとともに、この記念の年を次代へつなぐ一歩とし、今年はさらなるステップへと飛躍するよう、気持ちを新たに取り組んでいきます。
結びに、本年が皆さまにとりまして、健康で笑顔あふれる年になりますよう祈念し、年頭のごあいさつとさせていただきます。
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