田澤義鋪(たざわよしはる)(1885~1944)は鹿島市出身、大正~昭和初期の官僚、社会教育家・思想家。
〔社会教育〕と〔公明選挙〕(明るい選挙・選挙粛正)そして渋沢栄一と共に〔労使協調運動〕に一生を捧げ、とりわけ、青年団運動・青年教育に尽力し『青年団の父』と称され、明治神宮造営局総務課長として、青年団の力で明治神宮の森を完成させました。
また今年は生誕140周年に当たり、記念事業を開催予定です。
旧『田澤記念館』は、田澤義鋪の生家跡に、田澤の信条を社会教育、青年教育に活かし、教育文化の向上、地域社会の充実発展に寄与する事を目的に昭和57年に設立されました。
令和3年から、(一財)鹿島市民立生涯学習・文化振興財団が『田澤義鋪記念館』として同館の運営を引継いでいます。
※職員不在の時がありますので、見学のご希望は事前にお電話ください。
◆田澤義鋪記念館の主な活動
○ユースカレッジ(Youth College)
鹿島市内の新社会人らを対象に、田澤義鋪を学ぶことと市内外の歴史・文化を知り郷土を愛する心を育み、協調性を培うことを目的として、1年間を通して研修や交流会を行っています。
○出前授業
『偉人マンガ田澤義鋪』『郷土の光』を使った小中学生への授業実施。主に小・中学校で実施し田澤義鋪に学び、さらに選挙について学びます。(政治教育)
○貸館
2階の会議室(40人収容)を日中1時間400円、夜間1時間480円で貸し出しています。
○展示
2階会議室には、義鋪の著書(『政治教育小論』『道の国日本の完成』など)・雑誌(『大成』『壮年団』)をはじめ、自筆和歌や洋服など、義鋪と青年団に関する資料を展示しています。
問合せ:田澤義鋪記念館
【電話】0954-63-1622
【URL】https://tazawakinenkan.jimdofree.com/
〒849-1311佐賀県鹿島市大字高津原434番地
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