文字サイズ
自治体の皆さまへ

旬トピ!~Timely Topics in HYOGO~(3)

4/28

兵庫県

◆6[県全域]もしもに備えて1週間分の食料確保を
初めまして。ひょうご備蓄キャンペーンのマスコットキャラクター、びちっくです!このキャンペーンは災害に備えて自宅での食料備蓄を促進するもので、9月と来年1月、県内の協力スーパーで備蓄に適した食料品のコーナーの設置等を行います。びちっくの広告が目印です。備蓄の目安は最低でも3日×人数分、できれば1週間(7日)分を確保してくださいね。

問合せ:県防災支援課
【電話】078-362-4336【FAX】078-362-4459
「ひょうご備蓄キャンペーン」検索
※協力店の一覧等はホームページで確認してください

◇もしもに備えて「マイ避難カード」の作成も
自然災害への備えで大切なのは、「(1)いつ」「(2)どこに」「(3)どのように」避難するかを決めておくことです。マイ避難カードには、例えば(1)自治体からの避難指示が出た時(2)避難所または親戚宅(3)家族と徒歩、と避難行動を具体的に記入できます。県ホームページにカードの見本を掲載しています。また、スマートフォンアプリ「ひょうご防災ネット」にもマイ避難カードの機能があります。

問合せ:県災害対策課
【電話】078-362-9988【FAX】078-362-9911
「マイ避難カード」検索

◆7[丹波]丹波の森に新たな施設 会議や食事会にも
県立丹波の森公苑は、ホールやテニスコートを備えたスポーツ・レクリエーション施設です。今年5月の全面リニューアルに伴い、個人やグループでさまざまな用途に使える2棟の「里山スクエア」を新設しました。「キッチンスタジオ」は調理器具や食器がそろったキッチン、フローリングのダイニング、和室があり、料理教室をはじめ家族や仲間での食事会などにお薦めです。木造3階建ての「コワーキングスタジオ」には、1人用のブース、20人近く収容できる共有スペースなどがあり、会議や研修などにも活用可能です。気軽に利用してください。(県県民躍動課)

・ロッジ風の外観。緑に囲まれた静かなロケーションは、ワーケーションにもぴったり。
・最新の調理器具が置かれた広々としたキッチン。
・4~6人用のテーブルを設置した、コワーキングスタジオの共有スペース。

申込み:電話または直接問合せ先へ
料金:2棟とも1時間につき1人300円。コワーキングスタジオを貸し切る場合は人数に関係なく1時間1,500円

◇丹波の森公苑の9月の主なイベント
・9日(土)「丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば2023オープニング・サロンコンサート」
・16日(土)~18日(月)(祝)「めざせ!!昆虫リーダー講座いどうこんちゅうかん」
・30日(土)「丹波の森公苑の草木をつかって草木染め体験」
※申し込み方法など詳しくは同苑ホームページで確認してください

問合せ:県立丹波の森公苑
場所:丹波市柏原町柏原5600
【電話】0795-72-2127【FAX】0795-72-5164
「丹波の森公苑」検索

◆8[但馬]コウノトリが羽ばたく湿地を守るため 高校生による生物調査
―ひょうごのSDGs 県や県内の企業・団体が進めるサステナブルな活動を紹介―
コウノトリの野生復帰の舞台である豊岡市の円山川下流域と人工湿地、水田は県内で唯一、水鳥の生息地として保全・活用する国際条約「ラムサール条約※」に登録されています。NPO法人コウノトリ市民研究所の上田尚志さんは登録翌年の2013(平成25)年から、高校生を対象にした湿地の生物調査の講師を務めています。(取材・文 本紙編集部)

・戸島湿地での調査の様子。腰まで水につかりながら生き物を探します。・湿地はコウノトリの餌場としての機能も十分に果たしています。

Q.なぜ講師を務めることに。
当時、市内では小学生向けの自然学習が充実していたので、高校の生物部等にも活動の場を提供したいと考えたからです。

Q.年間の実施回数と内容は。
本年度は4回。5月と9月は田結湿地、7月は戸島湿地で水生生物の種類や個体数を調査し、11月は湿地内のポイントで冬鳥を観察します。

Q.戸島湿地と田結湿地の生き物の特徴は。
汽水域の戸島湿地にはスズキやサヨリといった日本海の魚が入ってきます。ウシガエルやミシシッピアカミミガメなどの外来種も多いです。一方、かつて水田だった田結湿地はアユカケやミミズハゼなど在来種が中心です。

Q.高校生の様子は。
生物に興味がある生徒たちなので、表情も動きも生き生きとしています。教科書には載っていない、実際の自然から得られる生きた知識を養ってほしいです。地域の自然に理解を深め、将来の研究者や保護活動のリーダーに育ってくれたらうれしいですね。

◇円山川下流域・周辺水田
登録エリア:総面積 1,094ha
(本紙地図参照)

※ラムサール条約とは
正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する国際条約」で、1971(昭和46)年にイランのラムサールで採択されました。「円山川下流域・周辺水田」は2012年、コウノトリ野生復帰の取り組みと豊かな自然が評価され、登録されました。

問合せ:但馬県民局環境課
【電話】0796-26-3651【FAX】0796-24-7440

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU