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旬トピ!~Timely Topics in HYOGO~(2)

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兵庫県

◆4[摂津(神戸・阪神)] 震災の経験と教訓を伝えるためにひょうご安全の日のつどいを開催します
阪神・淡路大震災から29年を迎える今年も、「ひょうご安全の日のつどい」を実施します。追悼行事やメモリアルウォーク、防災関係機関の活動紹介、アーティストによるステージなど多様なプログラムを通して防災意識を高めるとともに、震災の経験と教訓を震災を知らない世代に伝えましょう。
(県防災支援課)

◇ひょうご安全の日のつどい
《テーマ》震災を風化させない―「忘れない」「伝える」「活かす」「備える」
日時:1月17日(水)
場所:HAT神戸(神戸市中央区)周辺

・1.17のつどい(追悼行事)
11時45分~12時30分
人と防災未来センターの慰霊モニュメント前黙とう、献唱、1.17安全の日宣言など
※ウェブでライブ配信します

・1.17ひょうごメモリアルウォーク2024
9時30分~11時40分
神戸市立王子スポーツセンター補助競技場からHAT神戸・なぎさ公園まで約4kmのウオーキング。
定員:500人(先着)
料金:無料
申込み:1月3日(水)までにホームページ申し込みフォームから、または所定の申込書を郵送で問合せ先へ

・交流ひろば・交流ステージ
10時30分~15時(追悼行事の間は中断)
若者グループによる防災活動紹介や県内の高校・大学の防災教育の実践紹介、防災体験学習コーナー、起震車による地震体験、復興支援活動にゆかりのあるアーティストのミニライブなど。

・防災訓練
13時~15時
要支援者避難誘導訓練をはじめとするデモンストレーション型訓練、災害対策車両の展示。

◇交流ひろば出展者紹介
・県立大学大学院 看護学研究科 県立大学地域ケア開発研究所
「わたしの、あなたの、外出時に備える防災グッズ」
来場者のかばんの中に防災グッズが入っているのかをチェック。防災グッズと意識して持っているもの、意識せずに持っているが被災時に役立つものを確認します。

・ポーアイ4大学連携推進センター
「災害に備えて!~今、わたしたちにできること~」
インストラクター資格を持つ神戸市水上消防団港島分団大学部の学生たちが心肺蘇生法を説明します。避難所生活で役立つ体操の紹介も。

・県立姫路商業高校
「二つの大震災の教訓を100年先の未来へ~『繋ぐ・伝える・備える』命の語り部プロジェクト」
宮城県農業高校と共同開発した災害食(パンの缶詰・真空パックご飯)や防災教育絵本「みらいへつなぐひかり」など、プロジェクト内容を口頭で説明します。災害食の試食販売も。

問合せ:ひょうご安全の日推進県民会議事務局(県防災支援課内)
【電話】078-362-9984【FAX】078-362-4459
「ひょうご安全の日」検索

◆5[摂津(神戸・阪神)] 地域のニーズを次々と掘り起こし みんなの居場所づくりを
阪神・淡路大震災の翌年10月に日本では珍しい民設民営の中間支援団体として発足以来、地域団体の活動を応援してきた認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸(CS神戸)。設立者で理事長の中村順子さんに活動内容を伺いました。
(取材・文 本紙編集部)

・4年前に神戸市灘区の大和公園内に「あすパーク」を建設。いろいろな団体に実践の場を提供しています。
・あすパークでは来園者が自由に収穫して持ち帰れるよう、プランターに野菜を植えるエディブルパーク化の試みも。

Q.中間支援団体とは。
ボランティア団体などの活動を支える組織のことで、支援の形は組織により多種多様です。私たちは生活者の視点で世の中に足りていないニーズを見つけて地域活動や事業とし、サービスを提供する人と共にグループをつくる活動をしてきました。例えば、神戸市東部エリアを調査したところ「夕方に子どもを食事付きで預かってほしい」という要望が最も多かったので、そうした活動をするグループを立ち上げませんかと希望者を募り、現在「夕食付き子どもの居場所養成講座」を開講しているところです。

Q.そもそものきっかけは。
震災直後にボランティアグループを立ち上げて活動する中で、私自身が一つの団体で動いているだけでは市民力が伸びていかないと限界を感じたことです。そこで、コミュニティー活動をする団体をたくさん生み出すことを目的とした組織をつくることにしました。手探りの状態から始め、今では毎年50~60団体を誕生させています。

Q.現在力を入れていることは。
地域での居場所づくりです。定年後に地域に帰ってくる人が増え続ける一方、地域活動に参加する人は1%にも達していません。そうした人たちに一歩踏み出して活動に参加してもらうことで、介護でも子育てでも、地域の中でつながりの網目をどんどん細かくして孤立する人をなくしていくのが私たちの役割だと思っています。まずは外に出て、できることから始めてもらいたいですね。人の役に立つと、自分の人生がより輝き出しますよ。

問合せ:認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸
【電話】078-841-0310【FAX】078-841-0312
「CS神戸」検索

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