このたび、県民の皆さまから大きなご負託を頂き、第54代兵庫県知事に就任いたしました。
3年前の知事就任以来、誰よりも強い思いをもって県政改革にまい進してまいりました。このたびの文書問題では多くの方から厳しいご批判も頂戴しましたが、改革を止めないでという切実なご意見もたくさん寄せられました。
私自身、反省すべきは反省し、生まれ変わる気持ちで、引き続き県政を前に進めていく決意です。
私が取り組みたいのは県政改革のさらなる推進と、芽吹き始めた新たな政策の加速です。中でも、高等教育の負担軽減などを柱とする「若者・Z世代応援パッケージ」を着実に軌道に乗せてまいります。万博を見据えた「ひょうごフィールドパビリオン」、阪神・淡路大震災30年を機に、創造的復興の継承と発信にも取り組みます。
これからも対話と現場主義を基本姿勢に、兵庫の躍動を止めることなく、歩んでまいります。
令和6年11月19日
齋藤元彦
1977(昭和52)年、神戸市須磨区生まれ。2002(平成14)年、東京大学経済学部を卒業。同年、総務省入省後、新潟県佐渡市、福島県飯舘村、宮城県、総務省自治税務局、大阪府を経て、2021(令和3)年兵庫県知事に就任。24年11月、第54代兵庫県知事に就任。
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