◆3[但馬・丹波・播磨] 珍しい人形と出合える歩いて楽しむひな祭り
豪華な七段飾りや歴史ある内裏びななど、まち歩きをしながら地域の珍しいひな人形を観賞するイベントが各地で開催。今年は一味違う桃の節句を楽しみませんか。
(取材・文 本紙編集部)
◇銀谷(かなや)のひな祭り
朝来市のJR「生野」駅から生野銀山周辺まで、かつて鉱山町として栄えた風情を残す地域で実施。民家や店舗など約50カ所で、明治期に作られたひな人形や昭和30年~40年代に流行したとされる御殿飾りなどが飾られます。
・生野まちづくり工房井筒屋ではひな人形のほか、火鉢を取り囲む手作り人形なども見られます。
日時:2月29日(木)~3月3日(日)9時~16時
問合せ:生野まちづくり工房井筒屋
【電話・FAX】079-679-4448
◇小野藩陣屋町のひなめぐり
約800mの小野商店街では、25店舗が七段飾り、内裏びな、陶製のひな人形などを展示しています。市内飲食店では特別メニューを提供する「もぐもぐひなめぐり」を実施。小野市立好古館では、「ビッグひなまつり」も。
・「ビッグひなまつり」では、江戸時代後期から平成までのひな人形など81組685体を展示。開催期間は3月31日(日)まで。
日時:3月3日(日)まで ※開催時間は各店舗の営業時間
問合せ:小野市観光協会
【電話】0794-63-1929【FAX】0794-63-2614
◇丹波かいばら雛めぐり
織田家ゆかりの城下町、丹波市柏原町で開催されるノスタルジックなお祭り。13カ所の会場で、幕末から平成までのさまざまな時代の七段飾り、御殿びな、市松人形をはじめ、手作りのつるしびななどが飾られます。
・地域の女性たちが協力して手作りするつるしびな。
日時:3月16日(土)~31日(日)10時~16時
問合せ:柏原自治協議会
【電話】0795-73-0198
◆4[但馬] ネギの新品種「ひょうごエヌワン」※が誕生しました
※品種名は「兵庫Nー1号」
県立農林水産技術総合センターでは、食味に優れ、県内どこでも栽培しやすいネギを作ろうと、2005(平成17)年に新品種の開発を始めました。白ネギの下仁田ネギと、青ネギの九条ネギの改良種を交配、それぞれの長所を生かし、どの部分も甘くて柔らかく、香りの良い品種が実現しました。ネギは種まきから収穫までに約半年を要し年1回しか栽培できないため、種と収穫物が安定するまでに10年かかりました。今年からは、淡路島以外の県内各地域で試験栽培しています。商品名は公募により「No.1のネギ(Negi)になってほしい」「New」「Next」などの意味を込めてNを用いた「ひょうごエヌワン」になりました。各地の直売所で販売していますので、鍋や天ぷらなどにして白い部分から青い部分まで余すところなく味わっていただきたいと思います。(県立農林水産技術総合センター北部農業技術センター 小谷良実さん)
・直径は大きいものでは白い部分が3cm以上、青い部分が4cm以上にも育ち、左右両側の葉が開いているのが特徴です。
問合せ:県立農林水産技術総合センター 北部農業技術センター
【電話】079-674-1230【FAX】079-674-2211
「ひょうごエヌワン」検索
◆5[播磨]JR赤穂線に乗って旬のカキを食べに来ませんか
JR赤穂線沿線の相生市、赤穂市では養殖ガキの水揚げが最盛期を迎えています。播磨灘の漁場はミネラルが豊富で、通常は2年~3年かかる大きさにわずか1年で育つことから「1年ガキ」と呼ばれています。殻いっぱいに成長した大粒の身は弾力があり、加熱しても縮みにくいのが特長。口に含むと濃厚な甘みが広がります。3月下旬ごろまで、焼きガキやフライなどを手頃な値段で味わえるカキ小屋をはじめ、さまざまな飲食店でカキ料理を提供しています。お土産には新鮮な生ガキの他、加工品も充実しています。(JR赤穂線沿線地域活性化連絡会議)
◇カキの加工品を5人にプレゼント
「かき佃煮」1袋、「赤穂牡蠣にゅうめん」2個
応募方法は本紙7面へ
問合せ:JR赤穂線沿線地域活性化連絡会議(西播磨県民局地域づくり課)
【電話】0791-58-2144【FAX】0791-58-0523
※カキ料理提供店はホームページで確認してください
「相生観光なび 相生牡蠣」検索
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