◆1[播磨] 柳田國男と妖怪の町を環境に優しい乗り物で巡ろう(今月の表紙)
―ひょうごフィールドパビリオン 2025年大阪・関西万博に向けたSDGs体験型プログラムを紹介―
福崎町は、明治から昭和にかけて活躍した民俗学者、柳田國男のふるさとで、生家をはじめゆかりの場所が残っています。辻川山公園では池から河童、小屋からは天狗が出てきたり、飲食店の店先には柳田の著書「妖怪談義」などにちなんだ妖怪のモニュメントをあしらった「妖怪ベンチ」が置かれていたり、町の至る所で妖怪に出合えます。県指定重要文化財である三木家住宅などはリノベーションされて宿泊施設になっており、宿泊者限定のオプションもあります。少し足を延ばせば特産のもち麦が栽培されている畑や48の滝が流れる七種山など自然豊かなスポットも。電動アシスト付きスポーツ用自転車「E-bike」や小型電気自動車「妖怪ガジpod」をレンタルして、環境に優しい観光を楽しみませんか。((株)PAGE 羽生崇さん)
・E-bikeの予約は駅前観光交流センター【電話】0790-21-9060、辻川観光交流センター【電話】0790-21-9053へ。七種山の虹ケ滝までは片道1時間弱。
・2人乗りの「妖怪ガジpod」。予約は神崎交通(株)【電話】0790-22-3322へ。
・町内に21基ある妖怪ベンチ。
・県重要文化財に指定されている柳田國男の生家。近くには彼に関する資料を展示した町立柳田國男・松岡家記念館もあります。
・宿泊施設「NIPPONIA播磨福崎蔵書の館」として活用されている国登録有形文化財の旧辻川郵便局。
◇八百万の神が囁き、福が咲く。「妖怪が宿る町・福崎」の魅力体験ツアー
宿泊者限定プログラムの詳細や料金などはホームページで確認してください
問合せ:(株)PAGE
【電話】078-362-7073(神戸新聞社メディアビジネス局内)
「福崎町 フィールドパビリオン」検索
◆2[但馬] 「たじまわる」で行くワンコイン農家見学ツアー
但馬地域での就農と移住に関心がある人を対象に、夢但馬周遊バス「たじまわる」で農家を巡る日帰り見学ツアーを昨年に続き開催します。北但と南但の2コースで、いずれも参加費500円。特色ある農業の現場を見て回りながら、現地の自然に触れ、ベテラン農家や新規就農者の声を聞くことで、就農後の具体的な姿を描けます。
(豊岡農林水産振興事務所、朝来農林振興事務所)
・ナシの栽培を学んだ後、牛舎を見学。
・有機野菜の栽培で新規就農した人のほ場を訪問。
(1)北但コース
日時:8月18日(日)
場所:JR豊岡駅(豊岡市)集合・解散
JR豊岡駅→香住なしの学校→但馬牛農家→コウノトリ育むお米生産農家→JR豊岡駅
(2)南但コース
日時:9月8日(日)
場所:東遊園地(神戸市中央区)集合・解散
東遊園地→岩津ねぎ農家→有機栽培農家→東遊園地
定員:各20人(先着。夫婦での参加も可)
料金:500円
締め切り:(1)7月31日(水) (2)8月21日(水)
申し込みはこちら(本紙2次元コード参照)
問合せ:
(1)豊岡農林水産振興事務所【電話】0796-26-3697【FAX】0796-24-8163
(2)朝来農林振興事務所【電話】079-672-6878【FAX】079-672-0505
「たじまわる就農号」検索
<この記事についてアンケートにご協力ください。>