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旬トピ!~Timely Topics in HYOGO~(1)

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兵庫県

◆1[播磨]澄み切った空気の中で瞬く星観望会ではるかかなたの世界に触れる(今月の表紙)
―ひょうごフィールドパビリオン 2025年大阪・関西万博に向けたSDGs体験型プログラムを紹介―
佐用町は全国で108の市町村が選ばれた「星空の街」に認定されています。町の北部にある大撫山の標高約436mの頂に立つ兵庫県立大学西はりま天文台では、都市部から離れた澄んだ空気の中で夜空を楽しめ、天候が良い日には肉眼でも六等星まで見えます。昼と夜に参加費無料の観望会を開催。一般公開の望遠鏡としては世界最大級のなゆた望遠鏡を使った「夜間天体観望会」は、四季折々の夜空を観察でき、夏はこと座のベガ、わし座のアルタイル、惑星状星雲のM57などが見られます。「昼間の星と太陽の観察会」では、夜とは異なり控えめに輝く星や、太陽のプロミネンス(紅炎)が見どころです。併設の宿泊施設を利用すれば、時間を気にすることなく芝生広場に寝転がり、夏の夜空を代表する天の川や星々を堪能できます。街中では見られない満天の星に心癒やされませんか。
(兵庫県立大学西はりま天文台天文科学専門員 竹内裕美さん)

・口径2mを誇る、なゆた望遠鏡。100億光年先まで観測できます。
・なゆた望遠鏡で観測した、一等星のアルタイル。
・1990(平成2)年の開設時からある口径60cmの望遠鏡。昼間の観望会や、高校生や大学生の研究の場で活躍を続けています。
・宿泊するとサテライトドームの望遠鏡を使用できます。要予約。
・8月に極大日を迎えるペルセウス座流星群に合わせ、12日(月)(休)には施設を開放して観望会を実施。昼間は講演会などが行われ、芝生広場では夜通し流星群を楽しめます。

◇夜間天体観望会
日時:土曜、日曜、祝休日(19時30分~21時)
定員:100人(先着)
申込み:当日17時までにで同施設へ電話予約
※日曜は予約不要
※雨天の場合、3Dシアターでの映像の上映と、なゆた望遠鏡の見学会に変更します

◇昼間の星と太陽の観察会
日時:土曜、日曜、祝休日、春・夏休み期間 1日2回(13時30分~、15時30分~)
※予約不要

問合せ:兵庫県立大学西はりま天文台(佐用町西河内407-2)
【電話】0790-82-3886【FAX】0790-82-3514
「西はりま天文台」検索

◆2[淡路]淡路島産のブドウで醸したワインで地域ににぎわいを
淡路市北部の山間に広がる仁井地区に今年3月、レストランを併設した島内初のワイナリー「AWAJISHIMA WINERY COMPLEX」がオープン。自社農園で栽培したブドウを主原料に、9月から醸造を開始する予定です。(取材・文 本紙編集部)

立ち上げたのは、神戸市出身のブドウ農家、小谷雄介さんと仁井地区出身の料理人、井壷幸徳さん。小谷さんは2019(令和元)年、海の見える雄大なロケーションと、移住者にも親切な地域の人々に引かれ、同地区でブドウの栽培を開始。翌年、島内でレストランを営み地元の食材を使った料理に合うワインが欲しいと考えていた井壷さんと出会い、二人で合同会社を設立しました。同施設は地域資源を生かした農林水産物加工・販売施設等の整備を支援する「農山漁村発イノベーション整備事業」を活用して開業。現在、淡路島の食材を取り入れた料理と共に県外で醸造したワインを提供していますが、今秋収穫分からは自分たちで醸す予定。来春には島の食材の魅力を引き立てる新生淡路島ワインが誕生し、島内外からの集客により地域の活性化を目指します。

・真新しい醸造所には300ℓを貯蔵できるタンクがずらりと並びます。
・昨年実ったブドウ。現在はシャルドネをはじめ9品種を栽培しています。

問合せ:AWAJISHIMA WINERY COMPLEX
淡路市仁井1438
【電話】090-2700-1438【FAX】0799-70-9132
「淡路島ワイナリー」検索

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